講座詳細情報
申し込み締切日:2015-07-01 / 日本史 / 学内講座コード:120205
外国人の日本国内旅行 明治前期日本の姿
- 開催日
- 7月 8日(水)~ 7月29日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:30~15:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,386円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 16,546円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
明治政府が外国人の日本国内旅行を認めた経緯、そしていかなる条件で認められたのか。外国人たちによる日本国内旅行の苦労などを学ぶことで、表面的なことしか知らないことの多い、明治日本社会の姿を垣間見る。
【講義概要】
西洋化を国家目標にする一方で、前時代そのものの風景が残っていた明治前期の日本。開港場・開市場への逗留しか認められていなかった外国人ですが、実は申請して許可されれば日本国内を旅行することができました。そんな外国人の日本旅行は、楽しく魅力的であったのかというと、そうではなく、国賓クラスを除けば、さまざまな制限や官憲の圧力によって、楽しいというよりも、苦難と不思議の連続であることが多かったようです。外国人が日本に何を求め、何を見たのか。そして、いかなる処遇を受けたのか、いくつかの旅を紹介します。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 7/ 8(水) 外国人国内旅行と旅券制度
第2回 2015/ 7/15(水) 観光名所の成立
第3回 2015/ 7/22(水) 国賓・著名人の国内旅行
第4回 2015/ 7/29(水) 外国人国内旅行と内地雑居論
明治政府が外国人の日本国内旅行を認めた経緯、そしていかなる条件で認められたのか。外国人たちによる日本国内旅行の苦労などを学ぶことで、表面的なことしか知らないことの多い、明治日本社会の姿を垣間見る。
【講義概要】
西洋化を国家目標にする一方で、前時代そのものの風景が残っていた明治前期の日本。開港場・開市場への逗留しか認められていなかった外国人ですが、実は申請して許可されれば日本国内を旅行することができました。そんな外国人の日本旅行は、楽しく魅力的であったのかというと、そうではなく、国賓クラスを除けば、さまざまな制限や官憲の圧力によって、楽しいというよりも、苦難と不思議の連続であることが多かったようです。外国人が日本に何を求め、何を見たのか。そして、いかなる処遇を受けたのか、いくつかの旅を紹介します。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 7/ 8(水) 外国人国内旅行と旅券制度
第2回 2015/ 7/15(水) 観光名所の成立
第3回 2015/ 7/22(水) 国賓・著名人の国内旅行
第4回 2015/ 7/29(水) 外国人国内旅行と内地雑居論
備考
【ご受講に際して】
◆たんなる旅行記の紹介ではないことにご留意ください。
◆たんなる旅行記の紹介ではないことにご留意ください。
講師陣
名前 | 鵜飼 政志 |
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肩書き | 学習院大学・明星大学講師 |
プロフィール | 1966年生。博士(史学)。明治維新期の国際交流史が専門。早稲田大学大学院/学習院大学大学院修了。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)がある。 |