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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-01 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:100519

事件と人物から読み解く日本宗教史 古代篇・(縄文~奈良時代)

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 8日(水)~ 6月17日(水)
講座回数
20回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
70
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
かつて冷戦が終結した時、その後の社会において宗教がこれほど大きな起動因になると予想した人はほとんどいませんでした。しかし、いまや、洋の東西を問わず、宗教とその歴史を抜きにして人間社会を理解することはまったく不可能です。本講座では「事件と人物」をキーワードに、日本の宗教史を読み解いていきます。今年度はその第一歩として、縄文~奈良時代をとりあげます。

【講義概要】
まず日本列島の成り立ちや日本人の起源を学んだのち、縄文時代、弥生時代、古墳時代をへて、仏教伝来以前の宗教事情を考えます。6世紀前半の仏教伝来は、日本の宗教史をふりかえるとき、圧倒的に大きな意味をもつ事件でした。しかしその頃の日本人がすぐに仏教本来の教えを理解できたわけではなく、在来の固有宗教とのあいだに、少なからぬ軋轢を生じたことも事実です。こうした状況は飛鳥・白鳳・奈良時代を通じて少しずつ変化し、やがて天平文化として、仏教中心の文化が花開きます。ただしこの時期は政治的な動乱期でもあり、華やかな文化の裏では、怨霊が跋扈し、呪術がもてはやされていました。こうした陰の部分から眼をそらすことなく、古代人の精神世界を明らかにしていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 8(水) 人盧の誕生と宗教の起源
第2回 2015/ 4/15(水) 日本列島の成り立ちと日本人の起源
第3回 2015/ 4/22(水) 縄文人の精神世界
第4回 2015/ 4/29(水) 弥生人の精神世界
第5回 2015/ 5/13(水) 古墳時代の精神世界
第6回 2015/ 5/20(水) 仏教伝来と日本人
第7回 2015/ 5/27(水) 聖徳太子の謎
第8回 2015/ 6/ 3(水) 飛鳥白鳳の仏教芸術
第9回 2015/ 6/10(水) 大化の改新と壬申の乱
第10回 2015/ 6/17(水) 役行者と修験道
第11回 2015/ 9/30(水) 平城遷都と南都六大寺
第12回 2015/10/ 7(水) 東大寺と国分寺
第13回 2015/10/14(水) 大仏造立と八幡神
第14回 2015/10/21(水) 行基と私度僧
第15回 2015/10/28(水) 怨霊の出現
第16回 2015/11/ 4(水) 玄?と道鏡
第17回 2015/11/11(水) 奈良古密教の世界
第18回 2015/11/18(水) 天平の光と影
第19回 2015/11/25(水) 遣唐使の物語
第20回 2015/12/ 2(水) 古代天皇制の危機と仏教

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 慶応義塾大学講師
プロフィール 1953年神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程満期退学。専門分野は宗教学。日本とチベットの密教を中心に、修行における心身変容やその視覚表現を研究。著書に『空海と密教美術』(角川学芸出版)、『現代の修験道』(中央公論新社)をはじめ、多数がある。
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