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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-03-31 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:100312

ホメーロス作『イーリアス』を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(火)~ 6月16日(火)
講座回数
20回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
30
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
2012年から精読を続けてきた『イーリアス』全24書の、今期は第20書334頁から始めます。ついに戦場に登場したアキレウスとトロイアの将ヘクトルの一騎打ち。倒れたヘクトルの遺体を陵辱するアキレウス。その敵将アキレウスの膝にすがって息子の亡骸を返して欲しいと哀願する老王プリアモスとアキレウスの和解。物語は大団円に向かいます。じっくり堪能していただきます。

【講義概要】
最古最大の叙事詩『イーリアス』が、いかに詩的、絵画的、かつ叙情的でもあるか。また、勝者は奢らず、敗者は悲しみに打ちひしがれながらも人間としての誇りを忘れることがない。そうした人間群像が描かれているところが、まさに『イーリアス』の真骨頂であることが理解していただけるような講義にしたいと思っています。有名な「トロイの木馬」、「アキレス腱を打たれて死すアキレウス」などのエピソードは「叙事詩の圏」として後代の詩人作家たちが付け加えたものですが、それらは、時間が残れば、随時プリントを配布、紹介します。

備考

【ご受講に際して】
◆呉茂一先生訳をテキストに使用していますが、入手が難しいようですので、プリント配布します。「叙事詩の圏」も同様です。松平千秋先生の訳本でも結構です。
◆中途受講生の方は少なくとも20書までは読んで、錯綜している物語の全貌を知っておいてください。

講師陣

名前 丹羽 隆子
肩書き 東京海洋大学名誉教授
プロフィール 東京外国語大学修士課程修了。専門分野は英文学、ギリシア神話、西洋古典学。『ギリシア神話』『ロ―マ神話』『ギリシア神話と英米文化』『ギリシア・ローマ神話事典』(いずれも大修館書店)、『はじめてのギリシア悲劇』(講談社現代新書)など著訳書、「ギリシア悲劇」に関する論文など多数。
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