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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-01-08 / 経済:その他教養 / 学内講座コード:340703

経済思想史入門 市場社会と富、貧困、幸福

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月15日(木)~ 2月 5日(木)
講座回数
4回
時間
19:00~20:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
9,200円
定員
30
その他
ビジター価格 10,500円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
われわれが現在生きている市場社会がどのような社会であり、その経済はどのようなシステムであり、どのように機能するのか。市場社会では富は増加するが、貧困が生ずる。その中で人々に幸福はもたらされるのか。このような基本的な問題について、経済思想史における4人の主要な人物(スミス、マルサス、リカードウ、ケインズ)の思想を中心に考える。

【講義概要】
以上の目標を念頭において、スミス、マルサス、リカードウ、ケインズの経済思想について、1回に1人を取り上げて、彼らの市場経済社会の認識と取り組んだ問題について考える。20世紀の世界の歴史に巨大な影響を及ぼしたマルクスも、取り上げられるべき重要な人物の1人であるが、ある程度知られていると思われるので、他の人物との関連で触れる程度にとどめる。スミスは市場経済が登場したときに、それが発展したときにどのような経済社会をもたらすか、初めて探究した。マルサスとリカードウは市場経済が確立した時期に、市場経済がもつ問題(貧困と分配)を研究し、対策を考えた。ケインズは成熟した段階の市場経済が失業を生み出す仕組みを解明し、対策を考え、成熟後の市場社会について考察した。以上について、教科書的な知識を示すというよりも、彼らの市場経済社会についての認識を通して現在の問題を考えてみたい。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/15(木) アダム・スミスの経済思想
第2回 2015/ 1/22(木) T.R.マルサスの経済思想
第3回 2015/ 1/29(木) デイヴィド・リカードウの経済思想
第4回 2015/ 2/ 5(木) J.M.ケインズの経済思想

講師陣

名前 渡会 勝義
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 東京外国語大学イタリア科を卒業後一橋大学大学院経済学研究科に進学。在学中に政府交換留学生としてイタリアのローマ大学に留学。明治学院大学経済学部教授を経て、一橋大学古典資料センター教授。その後早稲田大学政治経済学部(現政治経済学術院)教授に着任し、現在に至る。専門分野は、経済学史、経済思想史。
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