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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-01-12 / その他教養 / 学内講座コード:241120

落語学の散歩道 噺の東西比較

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月19日(月)~ 3月 2日(月)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,000円
定員
30
その他
ビジター価格 16,100円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
落語学とは、落語についての知識の体系であるとともに、落語の言語学的な分析でもあります。これまで、「落語はなぜおもしろいか」「落語の笑い」などのテーマで、その両面から種々のトピックを総合的に取り上げてきましたが、これからはテーマを特定して、理解を深めることを目標にします。今回は、上方落語と東京落語の違いについてさまざまな角度から比較を試みます。

【講義概要】
落語は近世の初期に上方で誕生し、近世の後期から上方と江戸で同時に、寄席芸として発達しました。江戸の落語は明治に入ってからも発展を続け、東京落語としての形を整え、現在の古典落語の基礎が築かれました。そのような歴史を経て、今では両者の違いはかなり大きなものになっています。その違いは、素材・話術・演出など多方面から指摘することができます。その根底にあるのが、上方と江戸・東京とのことばの違いです。言語芸術としての話芸の解明は、ことばの分析を最も有力な武器とします。また、笑いを主要な目的とする落語という話芸の本質に関して「風土的」な、ともいえる地域差が見られます。いわば、落語の東西比較は一種の文化論的な試みということもできます。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/19(月) 咄から噺へ
第2回 2015/ 1/26(月) ハメモノと芝居噺
第3回 2015/ 2/ 2(月) ことばの東西対立
第4回 2015/ 2/16(月) うどんvsそば
第5回 2015/ 2/23(月) 男の子は男親?
第6回 2015/ 3/ 2(月) 笑いの庶民感覚

講師陣

名前 野村 雅昭
肩書き 早稲田大学名誉教授、国立国語研究所名誉所員
プロフィール 東京教育大学文学部卒。国立国語研究所研究部長などを経て、早稲田大学教授、同名誉教授。NHK放送用語委員。専門は日本語学。編著に『新選国語辞典』(小学館)、『漢字の未来 新版』(三元社)、『落語の言語学』(講談社学術文庫)、『落語のレトリック』、『落語の話術』(共に平凡社)など。
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