大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
アドラーは「自己啓発の父」といわれています。ビジネス書の古典やコーチング、そしてNLP（神経言語プログラミング）にもアドラー心理学の影響を見ることができます。アドラー心理学は現代のさまざまな問題に具体的な解釈法を与える実践的な心理学として、臨床現場のみならず、家庭・学校・企業でも活用されています。なかでも、「勇気づけ」はリスクを引き受ける能力、困難を克服する能力、さらに協力できる能力を強化します。そこで、褒めること以上に効果のあるアドラー心理学の「勇気づける技術」を、実践に落とし込めるNLPを利用して習得します。体験するだけでなく、日常のさまざまな場面で活用できるようになります。子どもの教育や企業でのマネージメントにも注目されている「勇気づけの技術」です。

【講義概要】
この講座では、勇気づける技術をワーク、討議、講義を織り交ぜながら頭とこころと行動に効いてくるようにグループ力学を活かしながら進めていきます。楽しみながら学ぶことで多くの気づきを得られます。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/ 7(水) アドラー心理学の思想とNLP
― NLP（神経言語プログラミング）とアドラー心理学の共通思想。アドラー心理学を実践に落としこむためのNLP基本スキルの習得。
第2回 2015/ 1/14(水) ほめてはいけない、勇気づけることだ
― 褒めることは上から目線です。なので子どもや部下をアメとムチで育ててはいけません。子どもも部下も水平な関係で接することが重要です。その方法を習得します。
第3回 2015/ 1/21(水) 自分自身への勇気づけ
― 自分自身を勇気づけで満たしきる3要素があります。それらをNLPスキルを活用することで、早く効果的に習得できます。
第4回 2015/ 1/28(水) 他者への勇気づけ
― 相手が自分自身で勇気づけられるようにすること、および、周囲の人に役に立つように勇気づける方法を習得します。

名前	宮本 久男
肩書き	コミュニケーションオフィス チャオ代表
プロフィール	米国NLP?協会認定トレーナー、(株)話し方研究所主任教授、NLPコーチ。家電メーカー及び外資系半導体関連企業にて、エンジニアとして研究開発・市場開拓・営業技術に従事。企業、各省庁、県市町村、病院等でコミュニケーション・プレゼンテーション・財務分析・管理会計・マーケティング等の研修講師を務める。