大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
この講義では、2種類の心理検査を取り上げ、各心理検査の背景理論を学ぶとともに、実際に体験もしていただきます。ご自身の結果や解釈を通して、心理検査ではどのように人の心を理解するのかを学び、また自分を知るきっかけにしていただきたいと思います。

【講義概要】
心理学では、個人のパーソナリティを把握するための方法として心理検査法があります。心理検査法では、パーソナリティの様々な側面を総合的に理解するために、投影法や質問紙法などを用います。この講義ではまず心理検査の概要を紹介し、前半の回に投影法(バウムテスト)、後半の回に質問紙法(新版TEG-・)の実習を行います。

【各回の講義予定】
第1回 2014/10/11(土) バウムテスト
第3回 2014/10/25(土) 新版 TEG ・

【ご受講に際して】
◆本講座は、2010年より開講した心理学入門の次のステップとして設置致しました。入門編をお受けでない方は、参考図書として「心理学・入門」の第5章(サトウタツヤ・渡邊芳之(著)2011有斐閣)をお読みになるなど、心理学の基礎知識を学ばれた上で、ご受講されることをお勧めします。
◆各講座は個人的問題の解決を目的としません。また、クリニック等の斡旋はできかねますので、ご了承ください。

名前	近藤 育代
肩書き	早稲田大学講師、臨床心理士
プロフィール	専門分野は臨床心理学。博士(文学・早稲田大学)。大学で心理学関連の授業を担当すると共に、心療内科クリニックで自律訓練法などリラクセーション法を中心としたカウンセリングを行なう。主な業績に「自律訓練法標準練習と空間感覚練習の心理的効果の比較-受動的注意集中の観点から-」(心理学研究， 76巻)がある。

名前	中村 玲子
肩書き	帝京平成大学講師、臨床心理士
プロフィール	出身地: 東京都。出身校: 早稲田大学。専攻分野: 心理学、精神保健福祉。主な著訳書等:『心理学理論と心理的支援』(弘文堂、共著)、『相談援助の理論と方法』(弘文堂、共著)、『精神保健の課題と支援』(弘文堂、共著)など。