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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-09-21 / その他教養 / 学内講座コード:130370

「格差」からみる現代中国 中国研究のすゝめ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月28日(日)~11月 9日(日)
講座回数
6回
時間
10:00~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
19,500円
定員
30
その他
ビジター価格 22,400円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
日本と中国の間には、さまざまな格差があります。格差には時代的な格差もあれば、現在的な格差もあります。格差とは、内容が対称でないことをいいます。本講座では歴史、法、政治の中の幾つかの格差に注目して、日本と中国の間で対称でない背景や実態について学ぶことによって、日本ではあまり知られていない、または、報道されていない現代中国の実像について理解していきたいと思います。この講座をつうじて中国社会の実際を深く知ること、そして同時に日本社会の実際をふりかえってみて、日中両国の今後について展望する基礎知識を修得することを目指します。

【講義概要】
この講義では、歴史学、政治学および法学の観点から、中国社会の実態について「格差」をキーワードに迫ります。講師3名は、いずれも新進気鋭の若手の中国研究者であり、各専門領域における日本と中国の間の格差について、具体的な事例を紹介し、その背景について日本ではあまり知られていない、または報道されていない観点から解説します。1回の講義の流れは大要次のようになります。まず、受講生の皆さんは、講義の前半で中国社会における格差事例について紹介を受けます。次に、講義の中頃に、日ごろ見聞きする「ありきたりの説明」と違う説明または異説を聞きます。そして最後に、講義の後半で、これらの内容を前提に、受講生の皆さんと格差から中国社会の実態について理解を深めます。各回でどのような格差事例が取り上げられるかについては、講義計画を参照ください。この講義全体をつうじて、中国社会を見る視点が複眼的になることによって、現代中国に関する情報を客観的に分析する基礎力を高め、受講生の皆さん一人ひとりが、日中両国の今後について展望するきっかけになればと考えています。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 9/28(日) 個人の権利における格差
第2回 2014/10/ 5(日) 日中の文化交流の歴史における格差(1)
第3回 2014/10/12(日) 日中の文化交流の歴史における格差(2)
第4回 2014/10/19(日) 民族問題にみる格差(1)
第5回 2014/10/26(日) 民族問題にみる格差(2)
第6回 2014/11/ 9(日) 「格差」から見た現代中国

講師陣

名前 御手洗 大輔
肩書き 千葉商科大学講師、早稲田大学招聘研究員
プロフィール 1978年山口県生まれ。東京大学法学政治学研究科博士課程総合法政専攻単位取得退学。修士(法学・早稲田大学)。専門分野は、現代中国法、現代中国の権利論。主要業績に、「日本における現代中国法学について」(『比較法学』45-2)、「労働者概念の転換と現代中国法」『転換期中国の政治と社会集団』(国際書院、2013年)などがある。
名前 村上 正和
肩書き 青山学院女子短期大学講師
プロフィール 1979年愛媛県生まれ。東京大学人文社会系研究科アジア文化研究専攻単位取得退学。博士(文学・東京大学)。専門分野は、中国近世史、文化史。主要業績に、「状元夫人考 清代中期における士大夫と俳優」(『史学雑誌』118-2)、「清代地方演劇の社会的実態 地方劇団と地方官、軍隊について」(『東洋学報』92-4)などがある。
名前 田中 周
肩書き 愛知県立大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。修士(政治学)。専門は現代中国政治、現代中国の民族問題。主なフィールドは新疆ウイグル自治区。著作に『転換期中国の政治と社会集団』(共編著、国際書院、2013年)、『中国のムスリムを知るための60章』(共編著、明石書店、2012年)などがある。
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