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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-07-05 / その他教養:健康・介護 / 学内講座コード:320701

食の安全学 食品の安全を担保し健康被害を防ぐには

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月12日(土)~ 9月13日(土)
講座回数
7回
時間
15:00~16:30
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
16,100円
定員
30
その他
ビジター価格 18,500円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
食品の安全性向上及び食品による健康被害の発生防止には、科学的なデータの蓄積や統計的解析、問題発生防止のためのリスク管理が必須です。食品にもリスクがあることを理解します。さらに、食品安全の検討に不可欠の概念(「安全性は量の問題」)も習得します。食品の表示をみて、その内容を知り自分が適切と考えている食品を選択できるようにすることや、家庭での正しい食品の選択や保管も不可欠であることを知るなど、リスクを最小化する方法を理解し、身近にできることを実行するよう、極端な考えや誤った情報に引きずられないような考え方を身につけます。

【講義概要】
先進国のうちわが国では、食料自給率が極めて低く、単位面積当たりの農薬使用量が最も多いことが報告されています。また、食品添加物に関する規制も他先進国とは異なるものです。その結果、輸入食品に対する不安が高いだけでなく、国産食品でも、放射性物質や重金属等による汚染、食品添加物の使用など食品安全に関する懸念や、偽装表示など食品への信頼を損なう事例の発生があります。また、最近では安全性をあまり考慮せずに健康食品の規制緩和なども検討されています。本講義は、健全な食生活を保証するために、食品安全に関する行政や企業の取組のあり方や、その国際的な動向並びに消費者が気をつけるべき項目等を学びます。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/12(土) 食品安全論(1)
第2回 2014/ 7/19(土) 食品安全論(2)
第3回 2014/ 7/26(土) 食品安全論(3)
第4回 2014/ 8/ 2(土) 食品表示から見極める安全、品質
第5回 2014/ 8/ 9(土) 食品汚染・事故・偽装 ― 企業倫理の視点から
第6回 2014/ 9/ 6(土) 食品汚染・事故・偽装 ― 企業倫理の視点から
第7回 2014/ 9/13(土) 食品の安全確保のための考え方と仕組み

講師陣

名前 山田 友紀子
肩書き 国際食品安全コンサルタント
プロフィール 京都大学農学博士。元近畿大学講師・Codex委員会事務局員、前農林水産省技術総括審議官。京都大学農学部非常勤講師。専門:食品安全学。著書(共著):『リスク学入門5 科学技術から見たリスク」』(岩波書店)、『生物資源から考える21世紀の農学5 食品の創造』(京都大学学術出版会)等。
名前 板倉 ゆか子
肩書き 放送大学文京学習センター講師
プロフィール 明治学院大学講師、相模女子大学短期大学部講師等を務める。厚生労働省薬事食品衛生審議会委員。専門は食品・化学物質。著書に『最新版食品の適正表示マニュアル』(共著、サイエンスフォーラム)、『これだけは知っておきたい食べものの話』(全国消費生活相談員協会)。
名前 日和佐 信子
肩書き 雪印メグミルク(株)社外取締役
プロフィール 横浜市消費者協会理事長。千葉大学園芸学部、宮城大学食産業学部等で講義。専門は食の安全、企業倫理。著書に『消費者運動そして雪印乳業社外取締役へ』(コープ出版)、『生食のおいしさとリスク』(共著、エヌ・ティー・エス)等がある。
名前 佐藤 洋
肩書き 内閣府食品安全委員会委員
プロフィール 医学博士。元東北大学医学系研究科教授、元国立環境研究所理事。専門は環境保健医学、公衆衛生学。主著に『毒性の科学―分子・細胞から人間集団まで』(共著、東京大学出版会、近刊予定)。
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