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申し込み締切日:2014-07-03 / 世界史 / 学内講座コード:320306

新しい東アジアの近現代史 ― 日中韓3国の未来をひらく(1) 国際関係の変動で読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月10日(木)~ 9月11日(木)
講座回数
8回
時間
10:30~12:00
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
18,400円
定員
54
その他
ビジター価格 21,100円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
日本・中国・朝鮮(韓国)の東アジア3国は、古くから密接な関わりあいをもってきました。とくに近現代の3国の歴史は、かつてない密接な相互関係のなかで展開されました。講義では、近現代の東アジアの国際関係を大きな国際変動のなかでとらえ、一国のなかで閉じられた歴史を開くことを目ざします。

【講義概要】
東アジア全体の大きな流れを、国際関係の変動に重点をおきながら講義します。中国を中心とする伝統的な国際秩序が崩れ、日本がイニシアチブを握っていく時期、日本の侵略が植民地支配と戦争につながり、これに対して韓国・中国で民族運動が起きる時期、第二次世界大戦後、東アジアに冷戦体制が形成され、やがてこれが変容・解体していく時期を念頭において8回にわけ、東アジア3国をめぐる国際関係を通観します。各回、研究上の論争点や、3国をめぐる興味深いトピックも取り上げます。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/10(木) 西洋による衝撃と東アジア伝統秩序の動揺
第2回 2014/ 7/17(木) 日清戦争と東アジア伝統秩序の解体
第3回 2014/ 7/24(木) 日露戦争と列強の覇権争奪
第4回 2014/ 7/31(木) 第1次世界大戦とワシントン体制
第5回 2014/ 8/21(木) 日本の侵略戦争と東アジア
第6回 2014/ 8/28(木) 戦後世界冷戦体制の形成と東アジアへの影響
第7回 2014/ 9/ 4(木) 東アジアにおける冷戦体制の変容
第8回 2014/ 9/11(木) 冷戦体制崩壊後の東アジア

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『新しい東アジアの近現代史(上) 国際関係の変動で読む 未来をひらく歴史』(日本評論社)(2,500円)(ISBN:978-4535586307)

講師陣

名前 大日方 純夫
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1950年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門は日本近代史。警察史、自由民権運動史、対外認識史などを追究してきた。著書は、『自由民権運動と立憲改進党』(早稲田大学出版部)、『近代日本の警察と地域社会』(筑摩書房)、など多数。
名前 伊香 俊哉
肩書き 都留文科大学教授
プロフィール 1960年生まれ。立教大学文学部卒業後、同大学院文学研究科後期課程退学。博士(文学・立教大学)。専門分野、日本近現代史、日中関係史、国際関係史。著書に『近代日本と戦争違法化体制』(吉川弘文館)、『満州事変から日中全面戦争へ』(同)、『戦争はどう記憶されるのか』(柏書房)などがある。
名前 笠原 十九司
肩書き 都留文科大学名誉教授
プロフィール 1944年群馬県生まれ。東京教育大学文学部卒業後、同大学文学研究科修士課程中退。博士(学術・東京大学)。専門分野は、中国近現代史、日中関係史。著書に、『第一次世界大戦期の中国民族運動』(汲古書院)、『日本軍の治安戦』(岩波書店)、『南京事件』(岩波新書)、『南京難民区の百日』(岩波現代文庫)などがある。
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