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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-07-05 / 韓国語:その他教養 / 学内講座コード:320301

韓国語=朝鮮語と日本語、ことばから共生を考える:核心編

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月12日(土)~ 8月 2日(土)
講座回数
4回
時間
15:00~17:00
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
14,000円
定員
30
その他
ビジター価格 16,100円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
入門数ヶ月の初学者から韓国語教師までが対象です。日本語から見ると、韓国語=朝鮮語はどのようなことばなのか? 日本語母語話者が韓国語を学ぶには? という視点から、ハングルの成り立ち、ハングルと知、発音、語彙と文法、〈話しことば〉と〈書きことば〉、〈話すとはどういうことか〉などを楽しく考えることを学びます。〈日本語母語話者にとって効果的で楽しい、そして知的な韓国語の学びかた〉に迫りながら、〈他を照らし、自らを知り、共に在る〉ことをめざします。〈方法〉を考えることは、学ぶ〈対象〉を考えることでもあり、学ぶ〈主体〉を考えることでもあります。気がついたら、言語を考える核心を楽しみ、知や文化を照らす光を得ていることでしょう。

【講義概要】
〈韓国語=朝鮮語をいかに学ぶか〉という問いは、〈韓国語=朝鮮語という言語をいかに学ぶか〉という問いであると同時に、〈こういうタイプの言語をいかに学ぶか〉という問いでもあり、またそもそも〈言語をいかに学ぶか〉という問いとも重なっています。それらをうまく位置づけながら、言語構造から学ぶ、言語行動から学ぶ、文学からという視点で、韓国語=朝鮮語をどう学んだらよいかを考えます。文字と発音、語彙と文法と表現、話すこと、聞くこと、書くこと、読むことといったテーマでそれぞれの核心を押さえます。日本語のことも様々に考える時間となるでしょう。楽しく、大いに楽しく。これが全編を貫く構えです。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/12(土) 言語構造から学ぶ:体は名を表す文字と発音の驚異。語彙の旋律(しらべ)と戦慄(おののき)を知る。
第2回 2014/ 7/19(土) 言語構造から学ぶ:文法の快楽、歓喜の文法。悪名高き「文法」から誇り高き〈文法〉へご一緒します。
第3回 2014/ 7/26(土) 言語行動から学ぶ:〈話すこと〉〈書くこと〉の歓び。あの人は「話せる人だねえ」とはどんな意味か?
第4回 2014/ 8/ 2(土) 言語と文学から学ぶ:詩を愛する人々の国。詩人たちからみた日本、日本語、朝鮮語。皆さんの出発を言祝ぎつつ、詩の世界へまいります。

備考

【ご受講に際して】
◆韓国語やハングルを少しご存知のかた向けの講座です。数ヶ月入門した程度の方でも楽しめますし、永遠の初心者であられた方にも嬉しく、中上級の方には新たな発見となり、韓国語=朝鮮語を教えておられる先生にはいよいよ役立つでしょう。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『韓国語をいかに学ぶか ――日本語話者のために』(平凡社新書)(980円)(ISBN:978-4582857375)
参考図書
『ハングルの誕生 音(おん)から文字を創る』(平凡社新書)(980円)(ISBN:978-4582855234)
『韓国語学習講座 凜RIN 1 入門』(大修館書店)(2,800円)(ISBN:978-4469142440)
『日本語とハングル』(文春新書)(770円)(ISBN:978-4166609734)

講師陣

名前 野間 秀樹
肩書き 国際教養大学客員教授
プロフィール 専門は言語学。著書に『ハングルの誕生』(平凡社。アジア・太平洋賞大賞受賞。朝鮮日報・東亜日報2011今年の本)等、編著書に『韓国語教育論講座全4巻』(くろしお出版)、『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン)等。2005年大韓民国文化褒章受章。2012年周時経(チュ・シギョン)学術賞受賞。前東京外国語大学教授。
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