講座詳細情報
申し込み締切日:2014-07-02 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:320207
フォークロアにおける憑き物、呪い(まじない)の精神文化を探る
- 開催日
- 7月 9日(水)~ 7月30日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,200円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,500円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
わたしたちの暮らしの中には、あまり意識せずに前代から引き継いでいる民族(フォークロア)がある。そのうちこの講座では、憑き物、呪いを取り上げ、その実態と研究意義について庶民生活の視点から追求する。
【講義概要】
グローバル時代の都市生活においても、古い民俗文化の束縛を受けていることは多い。ここで話題にする憑き物や呪いも、古い迷信として一蹴されるけれども、心のどこかに未整理のまま残っていることがある。いずれも人間の心理や生活感覚などの精神性に関わっているからである。憑き物は憑依現象として日本に限ることはないが、日本的な土壌から分析を試みたい。また、呪い(呪術)についても歴史的文脈から解きほぐし、現在的な意味づけを加えていきたい。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/ 9(水) 憑き、憑き物とは何か
第2回 2014/ 7/16(水) 暈(かさね)と「死霊解脱物語」
第3回 2014/ 7/23(水) オサキと「尾崎訴訟物語」
第4回 2014/ 7/30(水) 零細民の「祟りの物語」
わたしたちの暮らしの中には、あまり意識せずに前代から引き継いでいる民族(フォークロア)がある。そのうちこの講座では、憑き物、呪いを取り上げ、その実態と研究意義について庶民生活の視点から追求する。
【講義概要】
グローバル時代の都市生活においても、古い民俗文化の束縛を受けていることは多い。ここで話題にする憑き物や呪いも、古い迷信として一蹴されるけれども、心のどこかに未整理のまま残っていることがある。いずれも人間の心理や生活感覚などの精神性に関わっているからである。憑き物は憑依現象として日本に限ることはないが、日本的な土壌から分析を試みたい。また、呪い(呪術)についても歴史的文脈から解きほぐし、現在的な意味づけを加えていきたい。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/ 9(水) 憑き、憑き物とは何か
第2回 2014/ 7/16(水) 暈(かさね)と「死霊解脱物語」
第3回 2014/ 7/23(水) オサキと「尾崎訴訟物語」
第4回 2014/ 7/30(水) 零細民の「祟りの物語」
講師陣
名前 | 花部 英雄 |
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肩書き | 國學院大学教授 |
プロフィール | 1950年青森県生まれ。1975年國學院大学文学部卒業。博士(文学・國學院大学)。専門分野は、口承文芸、民俗学。主な著書として、『まじないの文化誌』 、『雪国の女語り 佐藤ミヨキの昔話世界』 (三弥井書店)などがある。 |