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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-07-05 / 芸術・文化 / 学内講座コード:221117

歌舞伎から見る日本文化 カブキの発想とその美感

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月12日(土)~ 8月30日(土)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
15,000円
定員
30
その他
ビジター価格 17,200円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
歌舞伎は、「傾き」という、世の価値観に抵抗する奇抜な発想が生み出した芸能です。四百年間にわたり民衆を驚かせ、魅了し続けるその本質を追求してみましょう。そこには日本文化が凝縮された美感が舞台化されているはずです。

【講義概要】
舞台からよみとれる歌舞伎の美学にアプローチします。名作が作られた背景にある日本文化を追究し、歌舞伎を見る感性を涵養しましょう。演技・演出・型にこめられた意図を探り、日本人が伝承してきた美感と発想を浮き彫りにします。講義後半に実施予定の実演では、有名な歌舞伎音楽の一節を口ずさんでみることにします。主な講義内容は以下の通りです。
●歌舞伎の祭り歌舞伎ではハレの行事である祭りそのものを賑やかに描写する一方、「夏祭」や「名月八幡祭」のように殺しのモチーフに使う事もあります。歌舞伎で扱われる「祭礼」を概観します。
●船頭の美学粋で鯔背な船頭は江戸っ子の代表。なぜ彼らは人気があったのか、そして「双面」や「乗合船」の女船頭の魅力とは何かも考えます。
●松本幸四郎家の芸と人江戸歌舞伎を語る上では欠かせない強烈な個性を持つ名家の人と芸を調べます。噺は七代目幸四郎の曾孫達まで及ばせたいと思います。
●役者の生活歌舞伎役者は江戸の庶民にとってどの様な存在だったでしょう。千両役者と呼ばれた名優の社会性を追求してみたいと思います。
●能と歌舞伎歌舞伎には能から摂取した演目が数多くあります。能の何を取り入れ、何を取り入れなかったかを整理することで、両芸能の本質の違いを理解します。


常磐津節三味線方。福岡県出身。平成3年入門以来、歌舞伎公演・日本舞踊公演で随時活動する若手演奏家。平成15年から「岸澤式松の会」開催。
※実演日程未定(詳細は決定次第お知らせ致します)

講師陣

名前 鈴木 英一
肩書き 早稲田大学講師、早稲田大学演劇博物館招聘研究員
プロフィール 1964年生、早稲田大学大学院博士課程満期退学。歌舞伎舞踊を専攻。常磐津節演奏者としても活動し、研究成果を生かした創作活動にも携わる。共著に『世襲について』(日本実業出版社)、創作に「魑魅魍魎的」「通小町」「(かぶき体操)いざやカブかん!」。現在、早稲田大学・宇都宮大学講師、早稲田大学演劇博物館客員研究員。
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