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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-07-02 / 日本史 / 学内講座コード:120203

幕末の薩摩と明治の鹿児島 明治維新の顕彰物語 1

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 9日(水)~ 7月30日(水)
講座回数
4回
時間
10:30~12:30
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
14,000円
定員
45
その他
ビジター価格 16,100円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
薩摩藩・鹿児島の維新顕彰事業が、さまざまな利害関係からおこなわれた地域顕彰であると同時に国家顕彰事業であり、現在にもつながることを理解すること。そこから、近代日本における中央と地方の歴史がいかなるものか考えてみること。

【講義概要】
幕末の薩摩藩が、明治維新の原動力であったことはいうまでもありません。私たちは明治維新を英雄たちの成し遂げた偉業と教えられてきました。しかし、明治初年の鹿児島県は不平士族の大拠点とみなされ、内乱(西南戦争)の結末をむかえます。なぜそうなるのか。私たちは、都合良くその歴史を教えられてきたように思います。これには、多くの政府要人を輩出した鹿児島県関係者や出身者による維新顕彰事業が関係しています。維新顕彰は国家顕彰事業であると同時に、維新のふるさととして、地域の顕彰を半ば強要していました。こうした歴史顕彰事業は昭和以降、全国に拡大していきます。なぜなのか、いくつかの事例から考えていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/ 9(水) 島津斉彬・久光顕彰が生み出す歴史認識
第2回 2014/ 7/16(水) 薩英戦争と倒幕の物語ー史実と矛盾する歴史認識ー
第3回 2014/ 7/23(水) なぜ西郷隆盛は英雄でなくてはならないのか
第4回 2014/ 7/30(水) 鹿児島県の維新顕彰事業からみえてくるもの

講師陣

名前 鵜飼 政志
肩書き 学習院大学・明星大学講師
プロフィール 1966年生。博士(史学)。明治維新期の国際交流史が専門。早稲田大学大学院/学習院大学大学院修了。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎、近刊)がある。
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