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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-04-02 / 世界史:宗教・哲学 / 学内講座コード:100522

事件と人物から読み解く世界宗教史(4)

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 9日(水)~ 6月18日(水)
講座回数
全20回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
44,000円
定員
70
その他
受講料は後期分合わせての金額になります。分納の場合:23000円×2回払い
ビジター価格 52,900円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
今年度は中国(唐・宋・元)、モンゴル帝国、中世インド、中世イスラム世界の宗教事情を、政治動向と照らし合わせながら、学びます。前期はユーラシア大陸の東側を中心に、いわゆるモンゴルの平和(パクス・モンゴリア)が、この地域の宗教にどのような影響をあたえたのか、を探ります。後期はまずインドに焦点を当て、仏教滅亡後の宗教状況について、さらにヒンドゥー教の新たな展開を学びます。ついで、視野を西に移し、中世イスラム世界の動向を、「正統と異端」という視点から読み解いていきます。

【講義概要】
中国史の領域では、唐までが中世、宋からは近世という認識があります。つまり、唐と宋とでは社会構造が大きく変容したということです。となれば、宗教も大きく変容したはずです。事実、中国の宗教世界では以前とはかなり異なる状況が生まれました。さらに異民族であるモンゴルが、中国のみならず、ユーラシア大陸の大半を支配する時代がおとずれると、状況はさらに大きく変わらざるを得なくなりました。モンゴルは宗教的に寛容でした。おおむね支配した地域の宗教を受け入れたのです。しかし、まったく見ず知らずの異民族に支配されたことは、どこでも既存の秩序に深刻な影響をあたえました。とりわけ宗教分野の影響はじつに深刻でしたが、結果的に諸宗教に新たな展開と発展のきっかけがもたらされたことも疑いようのない事実です。その具体的な内容を、まずイスラム教の歴史から学びます。一方、モンゴルの興隆に先立って、インドでは仏教が滅亡し、ヒンドゥー教が絶大な力をふるうようになりました。かくして、ヒンドゥー教から現代インドの宗教事情に直接つながる高度な思想や哲学がつぎつぎに誕生したのでした。その様相はすこぶる興味深く、深く学ぶにあたいします。

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 慶応義塾大学講師
プロフィール
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