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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-04-03 / 文学 / 学内講座コード:100106

「平安後期物語」が照らす『源氏物語』 『狭衣物語』から

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(木)~ 6月19日(木)
講座回数
全20回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
44,000円
定員
30
その他
受講料は後期分合わせての金額になります。分納の場合:23000円×2回払い
ビジター価格 52,900円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
「平安後期物語」は、『源氏物語』の後に作られた物語の一群であり、『源氏』の面影を湛えつつ、しかし独自の面白みを発揮した物語たちです。そんな「平安後期物語」のなかから、『狭衣物語(さごろもものがたり)』という物語を読み、『源氏』と戯れるかのような「平安後期物語」の魅力を探っていきたいと思います。そして、『狭衣物語』から照らされる『源氏物語』の新たな相貌をとらえていきたいと考えています。

【講義概要】
「平安後期物語」のなかでも、とりわけ『源氏物語』の影響が大きいと言われるのは『狭衣物語』です。今回は、主人公狭衣が積み重ねられた悲恋に嘆きを深めつつ、親子の関係を繋ぎ直し、そこに意義を見出だすという、きわめて平安後期物語的な価値観を浮かび上がらせるところを読んでいきます。しかし、そんな『狭衣』の端々からは、『源氏』のさまざまな場面が二重写しに見えてきます。『狭衣』が照らし出す『源氏』の意外な相貌がとらえられるところでもあります。物語の新たな局面となる狭衣の結婚前後から読み、『狭衣物語』および「平安後期物語」の魅力を探るとともに、平安後期物語の『狭衣』が照らし出す『源氏』の意外な姿を追ってみたいと思います。

備考

【ご受講に際して】
・この講座は昨年度からの続きですが、今回はこれまでの物語を振り返りながら読んでいける部分ですので、途中からのご受講でも、まったく支障はございません。
・初回に、過去の資料などをご案内いたします。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『新編日本古典文学全集 狭衣物語(2)』(小学館)(4,280円)P.92~

講師陣

名前 鈴木 泰恵
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール
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