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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-01-31 / その他教養 / 学内講座コード:840413

雛人形の歴史と鑑賞−遠山記念館の雛めぐり−

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
02/07~02/28(金)
講座回数
4
時間
10:30~12:00
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
11,000円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
優れた雛の特別展を実際に鑑賞しながら、雛の歴史について学ぶ、雛節供に合わせた講座です。

今年は、川越郊外(埼玉県川島町)にある遠山記念館を訪ねます。この記念館には、雛の歴史を学ぶのにふさわしい優れた雛人形が、勢ぞろいしています。天児(あまがつ)や這子(ほうこ)から始まり、立雛の名品、さまざまな様式の雛を鑑賞しながら、雛の歴史を学びます。

<講義概要>
雛人形は、男雛と女雛の男女一対からなる人形です。春が近づきますと、日本各地で雛の特別展が開催されますが、天児(あまがつ)や這う子(ほうこ)といった人形も展示されています。幼児をかたどった一体からなる「あまがつ」や「ほうこ」とは、何なのでしょうか。なぜ、雛展の中で陳列されているのでしょうか。展示説明には、幼児を災難から守る「あまがつ」や「ほうこ」が、雛人形の原型、つまり始まりであるという類の説明がなされています。これは、どういう意味なのでしょうか。

遠山記念館は、日興証券の創立者・遠山元一が昭和初期に建てた伝統的和風建築・遠山邸に付随した美術館です。昭和43年に一般公開されましたが、初代館長は東京国立博物館にいらした染織研究家であり人形コレクターでもあった山辺知行氏でした。その御縁で、館には、優れた名品の人形を含む山辺コレクションが寄贈されています。その後も、寄贈品が増えており、数多くの人形コレクションがある全国でも稀有な美術館です。

今年度は、雛の歴史を古い時代にさかのぼって学んでいきますが、最終回において遠山記念館を訪ねます。貴重な人形コレクションを目の当たりにしながら、日本ならではの雛人形の歴史文化について、いっそうの理解を深めます。見事な建築や庭園もあわせて鑑賞しますので、お楽しみに。

<各回の予定>
第1回
「あまがつ」や「ほうこ」といった幼児をかたどった人形の歴史について学びます。それが何故、雛と結びついているのかも講義をします。

第2回
雛人形のはじまりとして立雛があります。立っている意味について考察していきます。

第3回
立雛からはじまった雛人形が、座雛へと変化していき、さまざまな雛を生み出していきます。それら雛の変遷について紹介していきます。

第4回
川越郊外の遠山記念館を訪ねます。雛の特別展を鑑賞しますが、昭和11年に建てられた和風建築の遠山邸と庭園も合わせて見学します。

備考

<ご受講に際して(持物、注意事項)>
見学会は現地集合・現地解散となります。
交通費、入館料(700円程度)等の費用は別途実費ご負担となります。
遠隔地のため往復に時間がかかりますので、お申込みの際は他の講座との時間重複にご注意ください。

<備考>
資料配付

講師陣

名前 皆川 美恵子
肩書き 十文字学園女子大学教授
プロフィール
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