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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-01-29 / 文学 / 学内講座コード:401204

『とりかへばや』から学ぶ王朝物語

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
02/05~02/26(水)
講座回数
4
時間
13:30~15:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
14,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
平安時代末期のユニークな物語を読み、王朝物語の面白さに触れていきたいと思います。また、平安末だからこそ、『源氏物語』や他の王朝物語を享受しつつ、独自でユニークな物語になっている点をとらえ、王朝物語入門にもなればと思っています。

<講義概要>
『とりかへばや』は平安最末期に作られたユニークな物語です。やんちゃな妹は男装で、内気な兄は女装で、それぞれ宮中に出仕して、ひと味違った物語を巻き起こしていきます。

平安期の物語に馴染み深い方も、平安期の物語を初めて読む方も、楽しく読んでいける物語です。今回は、主人公である男装の姫君が、男女の狭間で悩み、一つの決断をすることで、物語を新たな局面に導く転換部を読みます。後半の物語への重要な部分です。

まずは、こんな『とりかへばや』のおもしろさを楽しみたいと思います。しかしまた、平安末期の物語であるだけに、それまでの物語を、とりわけ『源氏物語』を十分に吸収し、共感したり反発したりしながら、独自な物語を切り拓いています。

『とりかへばや』を読み、『源氏物語』を始め王朝物語全体を見渡し、王朝物語入門の側面を備えられればと考えております。

<各回の予定>
第1回 貴族男性としての姫君
第2回 夫としての姫君
第3回 大きな決断
第4回 輝ける異性装

備考

<ご受講に際して(持物、注意事項)>
2013年度夏講座からの続きになりますが、今回が初めての御受講でも、差し支えありません。
初回に過去の資料などもご案内いたします。

<備考>
テキスト
『住吉物語 とりかへばや物語』(小学館(新編日本古典文学全集))(4,860円)(ISBN:4-09-658039-2)三角洋一・石埜敬子著 P.298~

講師陣

名前 鈴木 泰恵
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール
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