大学公開講座のセカンドアカデミー

＜目標＞
新聞の金融欄や金融・証券の専門書は苦手だ、また、いきなり金融機関の投資セミナーや投資のハウツー本には抵抗がある、そんな方を対象に最低限知っておきたい証券の基礎を幅広く分かり易く解説します。証券の仕組みや現状を理解していただくのは勿論、新聞の金融欄や会社情報等をスムーズに理解し、将来の資産運用にも役立ててもらうことを目標とします。
超低金利のなか資産運用で悩んでいる方、年金など将来の生活に不安のある方、金融機関の言いなりに金融商品を買ってしまう方、そんな方々に、証券の基礎をじっくり学んで、自分で金融商品を選択出来るようになることが、本講座の究極の狙いです。


＜講義概要＞
皆さんが「金融」という言葉を聞いて思い至るのは何ですか？銀行や預金やローンですか？しかし、「株式と金融とはどう関係していますか」とか「欧州信用不安は我々の生活にどんな影響を与えますか」と問われると、返事に窮する人も多いのではないでしょうか？これは私達の金融理解が、貯蓄行動と同様に「人任せ」だからです。金融は私達の生活とは直接的に無関係なものと観念され、学校教育でも事実上それを追認してきたのではないでしょうか。
しかし、金融ビックバン後の自己責任の時代、金融を単に「預け、引き出し、借りる」程度のレベルで理解することは許されません。これからは他人任せではなく、各人が必要な金融知識を得て、自らの財産を守り、将来の生活設計を描けるように金融とかかわっていくことが求められます。本講では、金融のなかでも、皆さんにとって恐らく馴染みは薄いが、その重要性が増している証券にスポットをあて、証券の仕組みや現状、さらに資産運用について、最新の情報をもとに分かり易い解説をおこないます。「株や証券なんて無縁だ！」と思っている、そんな「知らず嫌い」な方、証券の世界を一緒に覗いてみませんか。


＜各回の予定＞
第１回　資金調達方法と推移、証券の発行・取引方法
第２回　株価の変動要因、投資尺度
第３回　会社の調べ方、財務諸表や四季報の見方
第４回　債券の種類と特色、債券投資の基礎
第５回　資産運用の基本的な考え方、リスクと分散
第６回　信用取引制度、ディスクロージャー制度
第７回　投資信託の種類、特色、選び方
第８回　デリバティブの種類と特色

＜ご受講に際して（持物、注意事項）＞
・本講座は具体的な銘柄選びではなく、証券の仕組みや投資の基本を学ぶ講座です。
・講義とは別に、希望者を対象とした東証・日銀の見学会を検討しています。別途講座内でご案内いたします。


＜備考＞
資料配付
【パンフレット訂正】
１１２ページに記載の講座紹介情報は誤りのため、８６ページの情報をご参照ください。
本講座は１３：００～１４：３０の昼講座です。


＜お問い合わせ＞
開講日まで１週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
　→　電話番号 ０３−３２０８−２２４８

講座申込みは開講日前日（前日が休業日のときは前開室日）１７時まで可能です。

名前	赤峰　信
肩書き	中央大学、桜美林大学　　講師
プロフィール	－