大学公開講座のセカンドアカデミー

＜目標＞
人の死亡率は100％です。人は必ず死にます。
では、死んで、どうなるのか。この問いは永遠の問いです。科学がいくら発達しても、絶対に解けない問いでもあります。そして、この問いこそ、宗教を生み出した原点でした。
死後世界は実在するのか。霊魂はあるのか。本講座はこういう根源的な問いを、宗教学の知見を駆使して考えていきます。


＜講義概要＞
そもそも霊魂とは何か。幽霊とお化けは違うのか。地獄や極楽は実在するのか。死後世界は永遠の眠りの場なのか、それとも活動の場なのか。再生はあるのか。輪廻転生とは何か。仏教は死後世界をどう考えてきたのか。キリスト教は死後世界をどう考えてきたのか。お葬式をする意味は何か。戒名は必要なのか。鎮魂と供養はどう違うのか。霊は祟るのか。なぜ最近は、浄土と言わず、天国と言うのか。お墓、浄土、仏壇のどこに霊魂はいるのか…。
本講座がとりあげるのは、こういう問いです。


＜各回の予定＞
第１回
死んだ人はどうなるのですか
お化けと幽霊の違いは何ですか

第２回
幽霊を見た人ってほんとうにいるのですか
幽霊は人にどんな影響を及ぼすのですか

第３回
霊は祟るのですか
除霊することは可能ですか

第４回
鎮魂の方法を教えてください
幽霊をもし見かけたらどうすればよいのですか

第５回
お墓や仏壇に霊魂はいるのですか
霊魂は骨に宿るのでしょうか

第６回
お寺では、霊魂をどう教えているのですか
戒名は誰のためのものですか

第７回
お葬式の意味は何ですか
天国（浄土・霊界）はどこにあるのですか

第８回
日本人は霊魂をどのように考えてきたのですか
霊魂はまた生まれ変わるのですか

＜ご受講に際して（持物、注意事項）＞
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＜備考＞
テキスト
『いま知っておきたい霊魂のこと』（NHK出版）（1,400円）（ISBN：978-4-14-081587-8　C0095）正木晃著


＜お問い合わせ＞
開講日まで１週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
　→　電話番号 ０３−３２０８−２２４８

講座申込みは開講日前日（前日が休業日のときは前開室日）１７時まで可能です。

名前	正木　晃
肩書き	慶應義塾大学　　講師
プロフィール	－