講座詳細情報
申し込み締切日:2013-07-02 / 文学 / 学内講座コード:201107
キリスト教文学の世界「遠藤周作を読む」 ― 『聖書の中の女性たち』 ―
- 開催日
- 7/9~7/23(火)
- 講座回数
- 3
- 時間
- 10:30~12:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 10,500円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
<目標>
遠藤周作は日本を代表するキリスト教作家で、その生涯のテーマは、「日本人にとってキリスト教信仰とは何か」で、そこに東洋と西洋の相克と人間としての葛藤がある。十二歳の時の無意識な受洗が、一生涯彼の人生を横切り生涯の主題となる。そこに日本人キリスト者信仰の実存的苦悩を探る。
<講義概要>
2008年に始まった「キリスト教文学の世界―遠藤周作を読む」の講座は、最初の代表作『白い人、黄色い人』(東西のキリスト教の葛藤を暗示)から始めて順に続んできた。今回は聖書の中の女性たちの生き方を直接扱った作品『聖書のなかの女性たち』を三回にわたって読む。登場人物は、イエスの足を洗った女、ヴェロニカ、十二年間の出血を病む女、大祭司カヤパの女中、サロメとヘロジャデ(=ヘロディアス、ヘロデカ)、マクダラのマリア、マリアの姉マルタ、総督ピラトの妻、そして聖母マリアであり、ルルドに現れた聖母マリアなど、いずれも魅力に富む忘れられない女性たちである。
これまで『イエスの生涯』では無力なるイエス、『キリストの誕生』では沈黙する神、再臨しないキリスト(救い主)という負のイエスの姿を読んできたが、そのような負の逆境の中で、イエスは数多くの女性たちと触れ合い救いと希望をもたらしてきた。遠藤の描く女性たちと、原典の聖書の中の女性群像の記事とを併読しながら、イエスのメシア像を浮き彫りにしていく。
<各回の予定>
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遠藤周作は日本を代表するキリスト教作家で、その生涯のテーマは、「日本人にとってキリスト教信仰とは何か」で、そこに東洋と西洋の相克と人間としての葛藤がある。十二歳の時の無意識な受洗が、一生涯彼の人生を横切り生涯の主題となる。そこに日本人キリスト者信仰の実存的苦悩を探る。
<講義概要>
2008年に始まった「キリスト教文学の世界―遠藤周作を読む」の講座は、最初の代表作『白い人、黄色い人』(東西のキリスト教の葛藤を暗示)から始めて順に続んできた。今回は聖書の中の女性たちの生き方を直接扱った作品『聖書のなかの女性たち』を三回にわたって読む。登場人物は、イエスの足を洗った女、ヴェロニカ、十二年間の出血を病む女、大祭司カヤパの女中、サロメとヘロジャデ(=ヘロディアス、ヘロデカ)、マクダラのマリア、マリアの姉マルタ、総督ピラトの妻、そして聖母マリアであり、ルルドに現れた聖母マリアなど、いずれも魅力に富む忘れられない女性たちである。
これまで『イエスの生涯』では無力なるイエス、『キリストの誕生』では沈黙する神、再臨しないキリスト(救い主)という負のイエスの姿を読んできたが、そのような負の逆境の中で、イエスは数多くの女性たちと触れ合い救いと希望をもたらしてきた。遠藤の描く女性たちと、原典の聖書の中の女性群像の記事とを併読しながら、イエスのメシア像を浮き彫りにしていく。
<各回の予定>
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備考
<ご受講に際して(持物、注意事項)>
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<備考>
テキスト
『聖書のなかの女性たち』(講談社文庫)(550円)
<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
→ 電話番号 03−3208−2248
講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。
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<備考>
テキスト
『聖書のなかの女性たち』(講談社文庫)(550円)
<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
→ 電話番号 03−3208−2248
講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。
講師陣
名前 | 中村 匡克 |
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肩書き | 英文学者、工学院大学元教授 |
プロフィール | - |