講座詳細情報
申し込み締切日:2013-01-07 / 文学:宗教・哲学:世界史 / 学内講座コード:401110
聖書と文学―文学としての詩編 −旧約文学を通して見る個人と民族の哀歓−
- 開催日
- 1/8 ~ 1/22 (火)
- 講座回数
- 3
- 時間
- 13:30 ~ 15:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 10,500円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
旧約聖書の中でも、文学性の香り豊かな抒情詩集の傑作が詩編。そのうち数編を選んで2005年から冬ごとに読んでいます。そこには閉ざされた絶望と開かれた絶望の中で葛藤する人間の魂が吐露され、現代に通じる心情が脈打っています。高く文学的であることは深く信仰的であることが、凝縮されています。
珠玉のような詩編の名詩のなかには、周囲の大国から迫害され続けた民族の悲惨と崇高、挫折と勇気、死者と生者の沈黙の叫びが描かれています。閉ざされた希望のなかで開かれた希望を見出そうと葛藤する赤裸々な人間模様があります。「主は心砕けた者に近し」「我山に向かいて眼をあぐ、我が助けはいずこより来たるか」など、心の琴線に響く人間の普遍的な叫びが聞こえます。今期は簡単に詩編入門を論じてから、115、119、121編の3編を読みます。
第1回 詩編入門、115編
第2回 119編
第3回 121編
珠玉のような詩編の名詩のなかには、周囲の大国から迫害され続けた民族の悲惨と崇高、挫折と勇気、死者と生者の沈黙の叫びが描かれています。閉ざされた希望のなかで開かれた希望を見出そうと葛藤する赤裸々な人間模様があります。「主は心砕けた者に近し」「我山に向かいて眼をあぐ、我が助けはいずこより来たるか」など、心の琴線に響く人間の普遍的な叫びが聞こえます。今期は簡単に詩編入門を論じてから、115、119、121編の3編を読みます。
第1回 詩編入門、115編
第2回 119編
第3回 121編
備考
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講師陣
名前 | 中村 匡克 |
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肩書き | 英文学者、工学院大学元教授 |
プロフィール | - |