講座詳細情報
申し込み締切日:2013-02-05 / 芸術・文化:宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:405206
芸術の哲学(6)
- 開催日
- 2/6 ~ 2/27 (水)
- 講座回数
- 4
- 時間
- 13:30 ~ 15:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
絵画の作品を毎回とりあげ、芸術と人間の関係を深く考える。制作された時代も場所も異なる多様な作品を通して、人間精神のあり方を色々な角度から見る。それによって自分なりの鑑賞や批評の手がかりをつかんでもらう。
「芸術の哲学」2012年冬は、『視線の進化』をテーマとして論じます。
近代絵画は遠近法を発端として「視線」にこだわるようになりました。だれが、どこから見ているかという問題が絵画の基礎になったのです。それによって「だれにとっても同じものが見える世界」は過去のものとなりました。同時に、そこから絵画は主観的な抽象化の道をたどることにもなりました。
四つの作品を見ながら、その過程を考えてみましょう。
第1回 ベラスケス「宮廷の侍女たち」
自分自身を鏡に映して見る相対化の視点について考えます。
第2回 モネ「パラソルをさす女」
「見ている世界」と「見えるはずの世界」の違いについて考えます。
第3回 マティス「大きな赤い室内」
遠近法のような「リアルな表現」を離れた「心の表現」について考えます。
第4回 カンディンスキー「印象・第三番」
現代のデジタル社会にも通じる「記号としての絵画」について考えます。
「芸術の哲学」2012年冬は、『視線の進化』をテーマとして論じます。
近代絵画は遠近法を発端として「視線」にこだわるようになりました。だれが、どこから見ているかという問題が絵画の基礎になったのです。それによって「だれにとっても同じものが見える世界」は過去のものとなりました。同時に、そこから絵画は主観的な抽象化の道をたどることにもなりました。
四つの作品を見ながら、その過程を考えてみましょう。
第1回 ベラスケス「宮廷の侍女たち」
自分自身を鏡に映して見る相対化の視点について考えます。
第2回 モネ「パラソルをさす女」
「見ている世界」と「見えるはずの世界」の違いについて考えます。
第3回 マティス「大きな赤い室内」
遠近法のような「リアルな表現」を離れた「心の表現」について考えます。
第4回 カンディンスキー「印象・第三番」
現代のデジタル社会にも通じる「記号としての絵画」について考えます。
備考
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講師陣
名前 | 平尾 始 |
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肩書き | 早稲田大学 |
プロフィール | - |