大学公開講座のセカンドアカデミー

各種の日本人の好きな外国アンケートにてスイスは常に上位に位置している国です。アルプスの山々や登山列車、謎めいたスイス銀行、永世中立国としての外交、時計産業等、スイスのイメージは多岐にわたっています。
今講座では、そのようなスイスを多角的に鳥瞰することを目標にします。


第１回の講義では歴史を振り返り、スイスの独立の歴史を、ウィリアム・テル伝説を通して考察します。第２回は、スイスを構成する各カントンを採り上げ、その独自性をみることで連邦国家としてのスイスを確認します。第３回ではスイス銀行を中心とする金融政策、第４回はスイスの外交を分析します。第５回はスイスのイメージとして定着していますアルプスの山々を、スイスがいかに観光化してきたかをみていきます。また、毎回、関連映画を紹介します。


第１回　歴史：ハプスブルク家支配からの独立　ウィリアム・テル伝説
第２回　政治：連邦国家スイス　カントンは「州」？「国」？
第３回　経済：スイスは金融立国なのか？
第４回　外交：国連とスイス、EFTAとしてのスイス
第５回　観光：4,000メートル級のアルプス山脈の観光化

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名前	安井　裕司
肩書き	法政大学国際日本学研究所客員研究員
プロフィール	－