大学公開講座のセカンドアカデミー

これまで、この講義では古代から近代に至るまでの様々な哲学者の思想を取り扱ってきましたが、今年度は、プラトン『ソクラテスの弁明』とデカルト『方法序説』の二冊だけを取り上げます。どちらも小さな本ですが、それらを精読することによって、哲学とは何かを考えることにします。


前期は、プラトン『ソクラテスの弁明』を取り上げます。ソクラテスという人物を生み出したギリシアの歴史・政治・文化、哲学史におけるソクラテスの位置、『弁明』で展開される彼の思想、プラトン・アリストテレスによる思想の継承などを話すことにします。

後期は、デカルト『方法序説』を取り上げます。『方法序説』に至るまでのデカルトの思想的な発展、『方法序説』の思想、デカルトの残した思想的な遺産などを話すことにします。

教科書はありません。毎回プリントを配付いたします。参考文献はそのつど紹介します。


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名前	矢内　義顯
肩書き	早稲田大学 商学学術院 教授
プロフィール	－