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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-07-09 / 政治:その他教養 / 学内講座コード:320709

食と政治を考えるートランプ政権と日本の食

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月11日(火)~ 9月 5日(火)
講座回数
8回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
24
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・なぜTPP(環太平洋連携協定)は否定されたのか
・TPPが破棄されたのに、なぜ「TPPプラス」の食の不安が押し寄せるのか
・命の要の食料が政治に翻弄される実態を知る
・食と地域の暮らしを守る「共生」のシステムは実現可能か

【講義概要】
アメリカのトランプ政権の誕生によってTPP(環太平洋連携協定)は破棄された。アメリカ国民は大統領選で「格差是正」「国家主権」「食の安全」などの問題からTPPを否定するうねりを起こした。それなのに、なぜ、TPP水準を最低ラインにした食料輸入の一層の拡大や食の安全基準の緩和が我が国に求められるのか。我が国の食がアメリカとの政治・外交関係に翻弄され続けている実態を知るとともに、私たちが自立的に私たちの食と地域の暮らしを守るにはどうしたらいいのか。「共生」のシステムの実現可能性を探る。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/11(火) なぜアメリカ国民はTPP(環太平洋連携協定)を否定したのか ― トランプ政権の誕生とTPPからの永久離脱宣言
第2回 2017/ 7/18(火) それなのになぜ「TPPプラス」の食料輸入の拡大や食の安全基準の緩和が求められるのか、建前と本音の政治用語解説~「自主的に」=「アメリカの言うとおりに」etc.
第3回 2017/ 7/25(火) なぜRCEP(日中韓+ASEAN、インド、豪NZ)も「TPPプラス」なのか、なぜ日欧FTA(自由貿易協定)も「TPPプラス」なのか
第4回 2017/ 8/ 1(火) 世界の食料問題と「食料危機」はアメリカの都合でもたらされてきた
第5回 2017/ 8/ 8(火) どうなる今後の日本の食 ― 安心・安全な食料は手に入らなくなるのか
第6回 2017/ 8/22(火) 「バターが足りない」から「飲用牛乳が足りない」事態へ、種子法廃止でさらに進む遺伝子組み換えの種の支配?
第7回 2017/ 8/29(火) 食料を守る意味を欧米の政策から考える ― 日本農業過保護論の大いなる誤謬
第8回 2017/ 9/ 5(火) 食と地域の暮らしを守る「共生」システムの模索 ― 消費者も生産者も目覚めよう

備考

【ご受講に際して】
◆補講の場合は9/12、9/19に実施します。


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鈴木 宣弘
肩書き 東京大学大学院教授
プロフィール 東京大学農学部卒業。農林水産省、九州大学大学院教授、コーネル大学客員教授を経て現職。専門は農業経済学。農業政策への提言のほか多くのFTA交渉にも携わる。『食料を読む』(共著、日経文庫、2010年)、『食の戦争』(文春新書、2013年)、『悪夢の食卓』(KADOKAWA、2016年)、『牛乳が食卓から消える?』(筑波書房、2016年)等、著書多数。
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