講座詳細情報
申し込み締切日:2017-05-13 / 経済 / 学内講座コード:310701
現代経済政策の分析評価 日本経済の展望
- 開催日
- 5月15日(月)~ 6月19日(月)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,580円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 16,767円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・日本の長期的な経済停滞につき、経済政策の原理から解き明かす。
・不確実性が蔓延する状況で、経済政策はどのようなものとなるかを論じる。
・経済的規制と社会的規制を区別し、後者の重要性を論じる。
【講義概要】
経済学では、経済政策はもっぱら市場では行いえないことがらを補完するとされている。また政策を設計する際の目標は、合理的な個人が効率的に幸福を追求することとされている。つまり市場も政策も、ともに個人の幸福追求の道具とみなされている。しかし自然環境や人間関係、文化伝統といった市場が前提とせざるをえない事柄は、いずれも道具や設計の対象にはなりえない。また不確実性が強いと、効率性の追求は幸福を引き下げかねない。それらをも考察の視野に納めるならば、経済政策はどのようなものになるだろうか。経済政策についての新たな見通しを全15回で行う。今回は前半5回を論じる。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 5/15(月) 「効率-公正」モデルから「不確実性-社会的規制」モデルへ
第2回 2017/ 5/22(月) 市場と共有資本―社会・自然・文化―
第3回 2017/ 6/ 5(月) 市場と競争
第4回 2017/ 6/12(月) 市場と参加
第5回 2017/ 6/19(月) 社会保障
・日本の長期的な経済停滞につき、経済政策の原理から解き明かす。
・不確実性が蔓延する状況で、経済政策はどのようなものとなるかを論じる。
・経済的規制と社会的規制を区別し、後者の重要性を論じる。
【講義概要】
経済学では、経済政策はもっぱら市場では行いえないことがらを補完するとされている。また政策を設計する際の目標は、合理的な個人が効率的に幸福を追求することとされている。つまり市場も政策も、ともに個人の幸福追求の道具とみなされている。しかし自然環境や人間関係、文化伝統といった市場が前提とせざるをえない事柄は、いずれも道具や設計の対象にはなりえない。また不確実性が強いと、効率性の追求は幸福を引き下げかねない。それらをも考察の視野に納めるならば、経済政策はどのようなものになるだろうか。経済政策についての新たな見通しを全15回で行う。今回は前半5回を論じる。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 5/15(月) 「効率-公正」モデルから「不確実性-社会的規制」モデルへ
第2回 2017/ 5/22(月) 市場と共有資本―社会・自然・文化―
第3回 2017/ 6/ 5(月) 市場と競争
第4回 2017/ 6/12(月) 市場と参加
第5回 2017/ 6/19(月) 社会保障
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 松原 隆一郎 |
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肩書き | 東京大学教授 |
プロフィール | 1979年東京大学工学部卒業、1985年東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。現在は東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は経済思想・社会経済学。主要著書に『日本経済論 ―「国際競争力」という幻想』(NHK出版新書)、『ケインズとハイエク ― 貨幣と市場への問い』 (講談社現代新書)などがある。 |