大学公開講座のセカンドアカデミー

【講義概要】
これまで80年代音楽本を多数執筆する中で、僕はこう主張してきました。「今、クラシックと呼ばれるバッハやモーツァルトも当時は最先端のポップスだった」「いつかはマイケルやプリンスも大学で教えられる存在になるだろう」と。今回、その予言が母校の早稲田で自ら叶えられることを嬉しく思います。80年代の音楽シーンを「戦国時代」に見立て、時代の変化に「武将達」がどのように立ち向かい、互いに影響を与えあったかを追いかけます。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/12(水) 1982年のマイケル・ジャクソンと「ワム・ラップ！」
第2回 2017/ 4/26(水) 1983年のプリンスと「ブリティッシュ・インヴェイジョン」
第3回 2017/ 5/17(水) 1985年の「関ヶ原」─ バンドエイド、USA・フォー・アフリカからサン・シティまで─
第4回 2017/ 5/31(水) 1986年のジャネット・ジャクソンと「クォンタイズ革命」
第5回 2017/ 6/14(水) 1987年の少年隊と「バブルス君」
第6回 2017/ 6/28(水) 1988年のジョージ・マイケルと「90年代」の予兆

テキスト
『ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い』（NHK出版新書）（ISBN:978-4140884676）
『ジャネット・ジャクソンと80's ディーバたち』（星海社新書）（ISBN:978-4061385993）
参考図書
『マイケル・ジャクソン』（講談社現代新書）（ISBN:978-4062880459）
『プリンス論』（新潮新書）（ISBN:978-4106106347）
『噂のメロディ・メイカー』（扶桑社）（ISBN:978-4594070656）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	西寺 郷太
肩書き	音楽プロデューサー、作詞家・作曲家、文筆家
プロフィール	1973年東京生まれ京都育ち。早稲田大学在学時に結成したバンド『NONA REEVES』のシンガーとして、97年デビュー。音楽プロデューサー、作詞・作曲家として少年隊、SMAP、V6、KAT-TUN、岡村靖幸、中島美嘉、The Gospellersなど多くの作品に携わる。マイケル・ジャクソンを始めとする80年代音楽の伝承者として執筆した書籍の数々はベストセラーに。代表作に小説『噂のメロディー・メイカー』(扶桑社)、『プリンス論』(新潮新書)、『ジャネット・ジャクソンと80?sディーバたち』(星海社新書)など。