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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-04-08 / 世界史 / 学内講座コード:310316

地中海考古学 最新の現地調査情報をもとに紐解く

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(月)~ 6月19日(月)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「文明の質」の異なりは何かを考える。
・巨視的な視点から「知の系譜」を捉える。

【講義概要】
古代オリエントの神権社会で生み出された知が、地中海文明と触れ合うことで、どのように形を変え、それがさらにイスラームにまで受け継がれていくか(あるいは失われていくか)を考える。政治・宗教・言語の違いで分断されてしまいがちな古代末期という時代を、物質文化研究の視点から捉えて、「知の系譜」の道筋を作ることをめざす。講義に際しては、地中海地域の最新の現地調査成果を盛り込んで、紹介していきたい。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/10(月) はじめに ― 地中海をめぐる文明論の視座
第2回 2017/ 4/17(月) 古代オリエント文明の知と神権社会の特質
第3回 2017/ 4/24(月) ギリシア・ローマ文明の知(1)ミレトスの自然学
第4回 2017/ 5/ 8(月) ギリシア・ローマ文明の知(2)アテネの哲学
第5回 2017/ 5/15(月) ギリシア・ローマ文明の知(3)アレクサンドリアの精密科学
第6回 2017/ 5/22(月) 古代末期社会のダイナミズム(1)広域経済圏の形成
第7回 2017/ 5/29(月) 古代末期社会のダイナミズム(2)キリスト教の勃興
第8回 2017/ 6/ 5(月) イスラーム世界の登場:地中海をめぐる勢力図の変貌
第9回 2017/ 6/12(月) イスラームが包摂した知と独創的文化の形成
第10回 2017/ 6/19(月) おわりに ― 「迂回して」受け渡された知のルート

備考

【ご受講に際して】
◆地中海の自然や文化全体に広く関心を持ち、受講のベースとして欲しい。


参考図書
『図説 地中海文明史の考古学 ― エジプト・物質文化研究の試み』(彩流社)(ISBN:978-4779120169)長谷川奏 著
『近代科学の源流』(中公文庫)(ISBN:978-4122049161)伊東俊太郎 著

【備考】
★3/16に模擬講義を行います。詳細は「オープンキャンパスのご案内」のお知らせページをご覧ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 長谷川 奏
肩書き 早稲田大学客員教授
プロフィール 1958年愛知県生まれ。考古学者。専門はエジプト古代末期の物質文化研究。早稲田大学エジプト学研究所客員准教授、日本学術振興会カイロ研究連絡センター長を経て、現在、早稲田大学総合研究機構研究院客員教授。著書に、『地中海文明史の考古学 ― エジプト・物質文化研究の試み』(彩流社)等がある。
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