大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
資本主義の在り方がいま改めて問われています。本講座は、この時代にこそM.ウェーバーのかの古典『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』に取り組みたいと考えます。テクストを購読するとともに、背景となる文化の説明に時間を割きたいと思います。そのさい、キリスト教文化を色濃くまとった文学作品(デフォー『ロビンソン・クルーソー』、シュピーリ『ハイジ』、オルコット『若草物語』)に目を向けます。日本人にもよく知られた文学作品を通じて、ウェーバーの言葉が身近になるでしょう。
古典テクストに腰を据えて取り組みたいという本格志向の方にも、これを機に新しい世界をのぞいてみたいと考える好奇心旺盛な方にもおすすめです。

【講座スケジュール】
第1回 09-13 13:00～14:30
第2回 09-20 13:00～14:30
第3回 09-27 13:00～14:30
第4回 10-04 13:00～14:30

※この講座は、秋学期、冬学期に継続します。各学期、4回ずつの開講予定です。
1年間でテクストの全体を読み通すことができます。お申し込みは学期ごとですので、1期のみの受講も可能です。

【対象者】
問わない

単位数：1単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	住田 博子
肩書き	政治思想史研究者、東京都立大学大学院法学政治研究科 博士研究員
プロフィール	首都大学東京社会科学研究科にて、博士前期課程修了、博士後期課程単位取得退学。 2017年、同大学院より博士(政治学)取得。 西洋政治思想史を研究。