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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-07-11 / 日本史 / 学内講座コード:”2221T005

『渡辺幸庵対話記』を読む 17世紀とは、どういう時代だったのか

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
YouTube Logo
開催日
7月21日(木)~8月4日(木)
講座回数
3回
時間
11:00~12:30
講座区分
数回もの 
入学金
3,000円
受講料
7,500円
定員
15
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
宝永8年(1711)、130歳で亡くなったといわれる渡辺幸庵。生前の彼のインタビューをまとめた記録が残されている。いわゆる、『渡辺幸庵対話記』である。
かつて歴史作家の司馬遼太郎はこの記録のなかに登場する「竹村武蔵」という人物に注目して小説『真説 宮本武蔵』を著した。しかしこの記録のなかには、このほかにもたくさんの興味深い話がみられる。
渡辺幸庵が生きたとされる1582年から1711年までの間には多くの重大な歴史的な事件が起きている。幸庵自身も大坂の陣や島原の乱に参戦し、さらには海外へと長期の旅に出て様々な見識を広げたという。彼が見た17世紀とはどういう時代であったのか。戦争の時代から泰平の時代へと転換していった日本。この時代を生きたとされる幸庵の人生からは、現在の日本社会を考えるヒントも見えてくるだろう。
本講義ではくずし字で書かれた「対話記」(写本)を読解しつつ、幸庵の言説のどこまでが真実であり、この記録から何が読み取れるのかについて考察する。

参考図書:
『井伊直虎 女領主・山の民・悪党』(講談社現代新書)
『「名著」から読み解く日本社会史』(ミネルヴァ書房)
『江戸の終活 遺言からみる庶民の日本史』(吉川弘文館)

【講座スケジュール】
第1回 07-21 11:00~12:30
第2回 07-28 11:00~12:30
第3回 08-04 11:00~12:30

備考

単位数:1単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。

お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 夏目 琢史
肩書き 国士館大学 文学部准教授 徳川記念財団特別研究員
プロフィール 歴史学者・博士(社会学)。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。専門は日本近世史。主な著作に『アジールの日本史(同成社)』『井伊直虎 女領主・山の民・悪党(講談社現代新書)』『「名著」から読み解く日本社会史(ミネルヴァ書房)』など。2019年9月に『江戸の終活(光文社新書)』を上梓。2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」では資料提供者として制作に携わる。
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