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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-11-10 / 日本史 / 学内講座コード:”1931T017

東京の田園都市と分譲地

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
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開催日
11月11日(月)~11月25日(月)
講座回数
3回
時間
18:00~19:30
講座区分
数回もの 
入学金
3,000円
受講料
7,500円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
1932年、東京市の大合併が実施され、郡部の町村が東京市となり、今日の東京都の区部が誕生しました。1920年代後半から1930年代にかけて、東京の郊外では郊外電車が新設され、沿線の都市化が開始されました。東京の郊外は、無秩序に道路が狭いままで宅地化した場所と計画的に開発された良好住宅地が斑模様に混在しています。
東京の良好住宅地は大別すると3種類あり、?電鉄会社が自ら実施した分譲地で、代表例は田園調布や常盤台、?鉄道沿線に開発された住宅地で代表例は成城学園や上北沢、?開明的な農村地主が将来を見越して取り組んだ区画整理です。分譲地には田園調布のような著名な例もあれば、上北沢、千住緑町のように無名な場所もあります。
また、成城学園のように区画整理であることが知られていない例もあり、旧中新井村(練馬区)、旧岩渕町(北区)の区画整理は地元でも経緯が忘れ去られた良好住宅地です。著名な同潤会は実は郊外でも住宅地を建設していました。1920年代から1940年代に焦点を当て、東京における郊外の良好住宅地の形成の経緯と特色を明らかにします。

【講座スケジュール】
第1回 11-11 18:00~19:30
第2回 11-18 18:00~19:30
第3回 11-25 18:00~19:30

備考

※テキストとして『運輸と経済』2019年3月号(田園都市百周年特集号)の越澤明論文のコピーを受講生に無償で配布します。
※参考図書『東京都市計画物語』越澤明(ちくま学芸文庫)1,400円(税別) 、『東京都市計画の遺産』(ちくま新書980円(税別) 、『東京の都市計画』(岩波新書、絶版、古書市場で入手可能)は、渋沢栄一、田園調布、常盤台、善福寺、氷川台などを取り上げています。
※2019年度春期の同名講座と重複する内容になりますが、さらに掘り下げた解説を行います。

【対象者】
専門家向け:公務員(事務・技術)、中学・高校教員、大学教員、大学院生など(一般の方で都市政策に興味のある方)

単位数:1単位

講師陣

名前 越澤 明
肩書き 北海道大学名誉教授
プロフィール 東京都出身。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院博士課程修了、工学博士(東京大学)。北海道大学大学名誉教授。学会賞多数。
著書『東京の都市計画』(岩波新書)から『東京都市計画の遺産』(ちくま新書)まで主著は新書・文庫として出版。
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