講座詳細情報
申し込み締切日:2022-10-19 / 文学 / 学内講座コード:401066
『今昔物語集』巻第三十一を読む ―異郷訪問譚を中心に―
- 開催日
- 10月20日(木)~12月15日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 25
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
漢詩を読む (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
講座詳細
【講座内容】
『今昔物語集』巻三十一前半より、異郷訪問説話を中心に取り上げます。最後の巻である巻三十一は、副題に「本朝 雑事」とあるとおり明確なテーマは示さず、種々雑多な説話を収録している、いわば「拾遺」の巻です。しかし、拾遺であるからこそ、説話の編纂者が興味をそそられて収めたと思われるおもしろい物語が数々見られます。今回は巻の前半から、破戒僧〈湛慶〉の数奇な人生を描いた第三話、続いて、〈北海道〉と思われる「異郷」に渡った安倍頼時の話、大峰で酒の湧く泉を見つけた修行僧の話など、三つの異郷訪問説話を取り上げます。平安時代人の異郷への興味、あるいは恐れなどを想像しながら、好奇心をかきたてられる不思議な世界を味わっていきましょう。
【講座スケジュール】
第1回10月20日(木) (1)第三話 破戒僧湛慶の因縁
第2回11月17日(木) (2)第十一話 平安時代の北海道とは
第3回12月 1日(木) (3)第十三話 大峰の酒泉郷
第4回12月15日(木) (4)第十四話 四国の隠れ里
『今昔物語集』巻三十一前半より、異郷訪問説話を中心に取り上げます。最後の巻である巻三十一は、副題に「本朝 雑事」とあるとおり明確なテーマは示さず、種々雑多な説話を収録している、いわば「拾遺」の巻です。しかし、拾遺であるからこそ、説話の編纂者が興味をそそられて収めたと思われるおもしろい物語が数々見られます。今回は巻の前半から、破戒僧〈湛慶〉の数奇な人生を描いた第三話、続いて、〈北海道〉と思われる「異郷」に渡った安倍頼時の話、大峰で酒の湧く泉を見つけた修行僧の話など、三つの異郷訪問説話を取り上げます。平安時代人の異郷への興味、あるいは恐れなどを想像しながら、好奇心をかきたてられる不思議な世界を味わっていきましょう。
【講座スケジュール】
第1回10月20日(木) (1)第三話 破戒僧湛慶の因縁
第2回11月17日(木) (2)第十一話 平安時代の北海道とは
第3回12月 1日(木) (3)第十三話 大峰の酒泉郷
第4回12月15日(木) (4)第十四話 四国の隠れ里
備考
【教材】
【必携テキスト】
『今昔物語集本朝部下』岩波文庫1,452円
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
【必携テキスト】
『今昔物語集本朝部下』岩波文庫1,452円
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鈴木 治子 |
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肩書き | 大正大学非常勤講師 |
プロフィール | 武蔵野女子大学日本文学科卒業。大正大学大学院博士課程国文学専攻単位取得。東京都・埼玉県の区民・市民講座講師、NHK文化センター講師、大正大学オープンカレッジ講師、獨協大学オープンカレッジ講師を務める。 〈著書〉『歌謡文学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社) 『中世文学の展開と仏教』(共著、おうふう)『海東高僧伝』(共著)、『東アジアの仏伝文学』(共著) |
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