講座詳細情報
申し込み締切日:2024-02-27 / 文学 / 学内講座コード:0501085
紫式部と源氏物語
- 開催日
- 2月 5日(月)~ 3月25日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 40
- 補足
講座詳細
【講座内容】
『源氏物語』の作者紫式部は、実際にはどのような人だったのか。興味本位な想像を排し、『紫式部日記』や同時代の史料、そして『源氏物語』からうかがわれるその作家像に迫ります。『源氏物語』に登場する女君たちの多くは、高貴な家柄でありながらも、男君の世話にならなければ零落をまぬかれないような境遇にあります。当時、多くの家が零落の憂き目にさらされていた貴族社会の現実を、作者は凝視して『源氏物語』を書いています。そのような紫式部の作家精神を浮かび上がらせたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 2月 5日(月) 紫式部の生涯の概観
第2回 2月26日(月) 『紫式部日記』からうかがわれる紫式部
第3回 3月18日(月) 『小右記』等の公卿日記からうかがわれる紫式部
第4回 3月25日(月) 『源氏物語』からうかがわれる紫式部
『源氏物語』の作者紫式部は、実際にはどのような人だったのか。興味本位な想像を排し、『紫式部日記』や同時代の史料、そして『源氏物語』からうかがわれるその作家像に迫ります。『源氏物語』に登場する女君たちの多くは、高貴な家柄でありながらも、男君の世話にならなければ零落をまぬかれないような境遇にあります。当時、多くの家が零落の憂き目にさらされていた貴族社会の現実を、作者は凝視して『源氏物語』を書いています。そのような紫式部の作家精神を浮かび上がらせたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 2月 5日(月) 紫式部の生涯の概観
第2回 2月26日(月) 『紫式部日記』からうかがわれる紫式部
第3回 3月18日(月) 『小右記』等の公卿日記からうかがわれる紫式部
第4回 3月25日(月) 『源氏物語』からうかがわれる紫式部
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 藤原 克己 |
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肩書き | 東京大学名誉教授・紫式部学会会長・博士(文学) |
プロフィール | 東京大学大学院博士課程中退。岡山大学教養部講師、神戸大学文学部助教授、東京大学文学部教授、本学文学部特任教授を歴任。博士(文学)。著書に『菅原道真と平安朝漢文学』(東京大学出版会)、『菅原道真 詩人の運命』(ウェッジ選書)、共著に『改訂新版 日本の古典――古代篇』(放送大学教育振興会)、『源氏物語 におう・よそおう・いのる』(ウェッジ選書)、『2008年パリ・シンポジウム 源氏物語の透明さと不透明さ』(青簡舎)、論文に「源氏物語とクレーヴの奥方」(柴田元幸編『文字の都市』東京大学出版会) などがある。 |
関連講座
漢詩を読む (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
日本書紀講釈 (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)