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講座詳細情報

申し込み締切日:2020-04-21 / 文学 / 学内講座コード:201021

『源氏物語』を読む-花散里巻・須磨巻-

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
4月22日(水)~ 9月 9日(水)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
桐壺帝崩御、朱雀帝即位。政治の中枢権力が左大臣方―桐壺院・左大臣・源氏―から右大臣方―朱雀帝・右大臣・大后―へ移行する時期、源氏周辺の公卿・弁官たちの動向もあわただしい。源氏から唐突に距離をとり新権力に接近する人々。毅然として旧末の絆に身命をかける人々、源氏の訪れを忌避する女性(ひと)思慕の情愛を一入深く懐く女性(ひと)―源氏は人々の「いぢはやき世を思ひ憚りて」源氏方に「参り寄るもなき」人々の様を見聞きするにつけ「世の中はあぢきなきものかな」の感慨を深くする。この時代の転換期、春宮の身を案ずる藤壺・思い嘆く姫君(紫の上)・花散里を気づかい、父桐壺帝の山稜に別れを告げ須磨へ向かう。
なぜ源氏は須磨へ向かったのか。
なぜ源氏は右大臣に朧月夜との逢う瀬を目撃させたのか。
語り手(作者)は流罪決定以前に須磨退去を決断し、行く末を模索する一人の人間の青春彷徨の物語を語りつづける。

【講座スケジュール】
第1回 4月22日(水) 花散里
第2回 5月13日(水) 花散里・須磨
第3回 5月20日(水) 須磨
第4回 6月10日(水) 須磨
第5回 6月24日(水) 須磨
第6回 7月 8日(水) 須磨
第7回 7月22日(水) 須磨
第8回 8月 5日(水) 須磨
第9回 8月26日(水) 須磨
第10回 9月 9日(水) 須磨(読了)

備考

【教材】
『新潮日本古典集成 源氏物語二』新潮社 2,530円 (税込)
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。

講師陣

名前 深澤 邦弘
肩書き 元本学教授
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了、文学修士。
都立三鷹高等学校、立川高等学校、昭和高等学校教諭 2006年3月武蔵野大学文学部教授退職。
専攻は中世文学・国語教育。著書に『平家物語における「生」』新典社研究叢書170、
『青桐─もの一詞いはん─』編著 新典社(2014年4月)など。
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