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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-02-27 / 文学:日本史 / 学内講座コード:0501088

漢詩を読む

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
1月17日(水)~ 3月13日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
40
補足
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講座詳細

【講座内容】
220年に後漢が滅亡し、魏・呉・蜀の三国時代となる。後漢末の建安年間(196年~220年)から魏の国にかけては、前漢・後漢の詩を総べるとともに、後代の六朝文学の先駆けとなったといえる。
その存在こそ、建安文学と称され、文学史に一時期を築いた作品群をいう。魏の武帝(曹操)、その子文帝(曹丕)、文帝の弟陳思王(曹植)の父子三人を中心として、建安の七子と称される文豪たちが輩出した。武帝の「短歌行」をはじめ、詩史に残る名詞が数多くある。
高く評価されるのは、一に五言詩の発展と抒情化に大きな役割を果たした。二に一般に格調が高く浮華(うかれる)の弊害がない。
三にテーマが多彩であり、戦乱の悲惨さ、兵として遠征中の夫への思い、遊楽を楽しむことなどを通して、世相一般をうかがい知れる。
また、この時代から老荘思想が知識人に流行し、〝清談″が盛んになり、現実の世を避けながらその才知を知らしめるような風潮が広がった。なかでも阮籍の詩は魏の詩の調子とは異なり、〝物にふれて感を発し、哀楽の情を寄せる″のは、各々であって決まったものはないことを教えてくれる。(この時代は進み具合で次期となることもある。)
いずれにしても、これらの詩によって、漢詩の新しいイメージを持ちたいものである。

【講座スケジュール】
第1回 1月17日(水) 曹操・曹丕・曹植の詩 建安七子の詩(竹林の七賢人の詩)

第2回 1月31日(水) 曹操・曹丕・曹植の詩 建安七子の詩(竹林の七賢人の詩)

第3回 2月14日(水) 曹操・曹丕・曹植の詩 建安七子の詩(竹林の七賢人の詩)

第4回 2月28日(水) 曹操・曹丕・曹植の詩 建安七子の詩(竹林の七賢人の詩)

第5回 3月13日(水) 曹操・曹丕・曹植の詩 建安七子の詩(竹林の七賢人の詩)

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小笠原 博慧
肩書き 元國學院大學講師
プロフィール 1941年生まれ。1965年、私立高校教諭(漢文)。1974年、公立高校教諭(国語)。1994年、武蔵野女子学院高校教頭。1999年、同中学・高校校長。その間1975年、國學院大學講師(漢文学)。1982年、市立大月短期大学講師(文学、日本語)。1988年、武蔵野女子大学講師(仏教学、日本仏教史)。同大学仏教文化研究所所員。1988年、福泉寺住職。
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