講座詳細情報
申し込み締切日:2019-04-25 / 文学 / 学内講座コード:311042b
『古事記』垂仁天皇を読む 【連続講座】歴代天皇の足跡をたどる 第2回目
- 開催日
- 4月26日(金)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 17
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『古事記』に語られる第11代天皇・垂仁天皇の条は、サホビコ・サホビメ兄妹の乱を中心にその愛と悲劇が読むものの涙を誘い、またその乱を経て生まれた不遇の皇子・ホムチワケのことばを取り戻す物語が続いて、出雲や丹波と王権との関わりが描かれ、最後にタヂマモリによる常世訪問と時じくのかぐの菓(橘)将来の物語が添えられて終ります。『古事記』中でもドラマチックな展開を示す条ですが、そこには文学的に心をうつだけでなく、古代人の自然に対するまなざしや霊魂観、はたまた天皇が天皇としてあるための神秘の伝承も含まれているようです。本年はちょうど天皇一代一度の大嘗祭が行われる年にもあたります。本講義では、『古事記』の垂仁天皇の条を読み解きながら、古代伝承の世界にふみこんで、かたわら大嘗祭という儀礼についても考えてみたいと思っています。
【講座スケジュール】
第1回 4月26日(金)
『古事記』に語られる第11代天皇・垂仁天皇の条は、サホビコ・サホビメ兄妹の乱を中心にその愛と悲劇が読むものの涙を誘い、またその乱を経て生まれた不遇の皇子・ホムチワケのことばを取り戻す物語が続いて、出雲や丹波と王権との関わりが描かれ、最後にタヂマモリによる常世訪問と時じくのかぐの菓(橘)将来の物語が添えられて終ります。『古事記』中でもドラマチックな展開を示す条ですが、そこには文学的に心をうつだけでなく、古代人の自然に対するまなざしや霊魂観、はたまた天皇が天皇としてあるための神秘の伝承も含まれているようです。本年はちょうど天皇一代一度の大嘗祭が行われる年にもあたります。本講義では、『古事記』の垂仁天皇の条を読み解きながら、古代伝承の世界にふみこんで、かたわら大嘗祭という儀礼についても考えてみたいと思っています。
【講座スケジュール】
第1回 4月26日(金)
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 伊藤 高雄 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 1958年神奈川県中郡二宮町生まれ。國學院大學博士課程修了。博士(文学)。武蔵野大学・横浜国立大学・東京女学館大学・獨協医科大学・國學院大學・國學院大學栃木短期大学兼任講師。専門は日本古代文学・伝承文学・民俗学。ことわざ学会理事。著書・論文に『万葉集を知る辞典』(東京堂出版 共著)、『ことわざで遊ぶ』(アリス館)、「折口信夫・国学院大學講義その他」(國學院雑誌第114巻第10号)などがある。 |
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