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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-04-02 / 文学 / 学内講座コード:291024

『古事記』撰読

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
4月 3日(月)~ 9月 4日(月)
講座回数
10回
時間
16:45~18:15
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『古事記』は、現存する日本最古の書物として知られています。そしてそれは、「歴史書」と評価されるのが普通です。しかし、古代においてわが国の「正史」として扱われたのは、同時期に編纂された『日本書紀』の方で、『古事記』が「正史」として扱われたことはありませんでした。『古事記』はあくまで、「歴史」を離れたところに存在し続けたのです。
『古事記』は、全巻を通して、この世の始まりから神の代、人の代に至るわが国の成り立ちを語ろうとする姿勢に貫かれています。そうした『古事記』の存在意義は、現代にとって一体どこにあるのでしょうか。
『古事記』冒頭から、代表的な伝承を撰んで民俗学的視点を交えつつ読み解き、改めて日本人にとって『古事記』とは何なのかを考えます。

【講座スケジュール】
第1回 4月 3日(月) 天地開闢
第2回 4月17日(月) 国生み
第3回 5月15日(月) 黄泉の国(1)
第4回 5月29日(月) 黄泉の国(2)
第5回 6月 5日(月) 天の安河の誓い
第6回 6月19日(月) 天の岩戸
第7回 7月 3日(月) 八岐大蛇
第8回 8月 7日(月) 因幡の白兎
第9回 8月21日(月) 沼河比売と須勢理毘売
第10回 9月 4日(月) 大国主命の国造り

備考

【教材】
『古事記』(ワイド版岩波文庫) 岩波書店 1,512円

※上記教材をお持ちでない方は、

詳細ページよりご購入ください。

講師陣

名前 渡部 修
肩書き 本学非常勤講師
プロフィール 1962年山形県米沢市生まれ。國學院大學大学院博士課程後期満期退学。専門は日本古代文学・伝承文学。民俗や芸能の伝承を基礎に据えた作品解釈の方法を研究。論文に、「『万葉集』東歌は「貴族文学の一支流」か」(武蔵野大学文学部紀要9)「ヤマトの西と東と─古道に見る二上山地域─」(万葉古代学研究所年報7)「『死者の書』が描いた二上山」(同)「上代のことわざ」(ことわざ4)など。
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