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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-21 / 文学 / 学内講座コード:281047

鴨長明『発心集』を読む

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
4月22日(金)~ 8月26日(金)
講座回数
5回
時間
16:45~18:15
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
7,500円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『発心集』は、『方丈記』の著者として有名な鴨長明が編んだ仏教説話集です。「発心」とは本来、正しい目覚めに対して心をおこすことという意味ですが、日本においては、出家し仏道に入ること、あるいはそのために遁世、隠棲することを指すようになります。
「我が心のはかなく愚かなることを顧みて、かの仏の教へのままに、心を許さずして、このたび生死をはなれて、とく浄土に生まれんこと」を望み、みずから出家し「蓮胤」と名乗った長明が見つめ続けた揺れ動き、変わりやすい様々の人の心とそれを鎮める「仏の教へ」とは何であったのかを本講義では考えていきたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 4月22日(金) 鴨長明と『発心集』
第2回 5月27日(金) 『発心集』第一「玄敏僧都、遁世逐電の事」を読む
第3回 6月24日(金) 『発心集』第一「同人、伊賀の国郡司に仕はれ給ふ事」を読む
第4回 7月22日(金) 『発心集』第一「平等供奉、山を離れて異州に趣く事」を読む
第5回 8月26日(金) 『発心集』第一「千観内供、遁世籠居の事」を読む

備考

【教材】
(1)『新版 発心集』(上) (角川ソフィア文庫) 鴨長明 浅見和彦・伊東玉美訳注 角川学芸出版 2014年3月 1,296円

※上記教材をお持ちでない方は、詳細ページよりご購入ください。

(2)『新版 発心集』(下) (角川ソフィア文庫) 鴨長明 浅見和彦・伊東玉美訳注 角川学芸出版 2014年3月 1,210円

※上記教材をお持ちでない方は、詳細ページよりご購入ください。

講師陣

名前 関口 崇史
肩書き 大正大学講師
プロフィール 大正大学講師、読売カルチャー講師、足立区文化財調査員。「鎌倉幕府の宗教政策及び朝廷との関係」(『大正大学大学院論集』29号、2005年)、「鎌倉幕府と醍醐寺蓮蔵院」(『鴨台史学』5号、2005年)、「鶴岡八幡宮寺両界壇所供僧職の相承に関する若干の考察」(『ぶい&ぶい(無為 無為)』vol.4、2008年)「摂家将軍期における二所詣」(日本史史料研究会論文集1 阿部猛他編『中世政治史の研究』、日本史史料研究会、2010年)
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