大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
里中満智子『天上の虹』(講談社漫画文庫)、三田誠広『炎の女帝』(廣済堂出版/学研M文庫)などで描かれた持統天皇の生涯を語ります。大化改新を成し遂げた天智天皇の娘でありながら、天武天皇の皇后として壬申の乱に自ら参加し、天智の子息の大友皇子(弘文天皇)を討ち果たして政権を奪取し、夫の死後は女帝となり、独裁者として長期政権を維持した偉大な女性の生涯を楽しく語りたいと思います。また同時代の額田女王や娘の十市皇女、姉の子にあたる大伯皇女と大津皇子の悲劇についても語ります。

【講座スケジュール】
第1回10月 2日(金)

名前	三田 誠広
肩書き	本学教授・芥川賞作家
プロフィール	1977年、『僕って何』で芥川賞受賞。主な作品、『いちご同盟』『地に火を放つ者』『炎の女帝持統天皇』『桓武天皇』『空海』『西行月に恋する』『なりひらの恋』『道鏡』『菅原道真』など。