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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-10-09 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:242029

歌の力 ―『万葉集』にみる歌の伝承と文化―

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
10月10日(水)~ 2月13日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
5,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『万葉集』4500首余りの中から選ばれた「伝承歌」を学ぶ講座です。『万葉集』には土地に伝えられる伝説やはるか昔から語り伝えられた話を作品に仕立てたいわゆる「伝承歌」と呼ばれるものが残されています。例えば、二人の男性に求婚され、自らの命を絶ってしまった乙女の伝説や、海難事故にまつわる伝説を詠んだ歌など、これらの歌は具体的な物のいわれや土地に伝わる伝説、人から人へと伝えられてきた話を文字に落とした作品なのです。多くは信仰的な側面が強く表現されていると同時に歌の表現として「語り継ぎ 言い継ぎ行かむ」と詠われています。こうした「伝承歌」を学ぶことによって、「人はなぜ歌によって『伝承』するのか」といった『万葉集』成立の根幹に関わる問題を考えてみましょう。

【講座スケジュール】
第1回 10月10日(水)  乙女の歌―桜児・縵子―
第2回 11月14日(水)  安積山の歌―『万葉集』から『大和物語』へ―
第3回 12月12日(水)  夫君に恋ふる歌
第4回  1月 9日(水)  志賀の白水郎の歌
第5回  2月13日(水)  乞食者の歌

講師陣

名前 城崎 陽子
肩書き 國學院大學兼任講師
プロフィール 岡山県生まれ。國學院大學大学院博士課程修了。博士(文学)。現在は同大學兼任講師として教壇に立つ一方、「歌とは何か」をテーマに東アジアを視野に入れた万葉集研究を展開中。
【主著】『上代文学への招待』(共著)、『万葉集の編纂と享受の研究』、『古典によむ富士山―文学・歴史・民俗』、『近世国学と万葉集研究』、『万葉集を訓んだ人々―「万葉文化学」のこころみ―』等。
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