講座詳細情報
申し込み締切日:2011-10-10 / 文学 / 学内講座コード:232030
和歌文学史入門 ―日本の和歌の流れをたどる~現代まで―
- 開催日
- 10月11日(火)~ 3月13日(火)
- 講座回数
- 21回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 21,600円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
世界の文学の流れの中で、日本の和歌文学は殊に独得なもので、日本語でなければ表現できない特殊性をもっている。現在、「和歌」といえば五・七・五・七・七の音数律をもつ「短歌」形式が主流になっているが、古くは「長歌」があり、「旋頭歌」があり、さらに少数ながら仏足石歌体という和歌もあった。この和歌の、特に短歌の中から遊戯的な「連歌」が生まれ、「俳諧」も生まれた。「俳諧の連句」の「発句」が独立して「俳句」になったことは多くに知られている。定数律として形式が定まらない前には古代の歌謡(記紀歌謡他)もあった。これらの流れをたどり、その時代毎の名歌を鑑賞してゆこうと思います。
後期は、平安朝和歌の集大成として、鎌倉期に成った「新古今和歌集」から出発し、さらに連歌・俳諧を派生させながら、一方狂歌や川柳まで生み出してゆき、小説が主流になった現在においても日本独特の文学として韻文文芸の中に息づいている和歌の流れをたどります。
※持ち物:筆記用具、前回までのプリント、あれば「古語辞典」
【講座スケジュール】
第1回10月11日(火)
第2回10月18日(火)
第3回10月25日(火)
第4回11月 1日(火)
第5回11月 8日(火)
第6回11月15日(火)
第7回11月22日(火)
第8回11月29日(火)
第9回12月 6日(火)
第10回12月13日(火)
第11回12月20日(火)
第12回 1月10日(火)
第13回 1月17日(火)
第14回 1月24日(火)
第15回 1月31日(火)
第16回 2月 7日(火)
第17回 2月14日(火)
第18回 2月21日(火)
第19回 2月28日(火)
第20回 3月 6日(火)
第21回 3月13日(火)
世界の文学の流れの中で、日本の和歌文学は殊に独得なもので、日本語でなければ表現できない特殊性をもっている。現在、「和歌」といえば五・七・五・七・七の音数律をもつ「短歌」形式が主流になっているが、古くは「長歌」があり、「旋頭歌」があり、さらに少数ながら仏足石歌体という和歌もあった。この和歌の、特に短歌の中から遊戯的な「連歌」が生まれ、「俳諧」も生まれた。「俳諧の連句」の「発句」が独立して「俳句」になったことは多くに知られている。定数律として形式が定まらない前には古代の歌謡(記紀歌謡他)もあった。これらの流れをたどり、その時代毎の名歌を鑑賞してゆこうと思います。
後期は、平安朝和歌の集大成として、鎌倉期に成った「新古今和歌集」から出発し、さらに連歌・俳諧を派生させながら、一方狂歌や川柳まで生み出してゆき、小説が主流になった現在においても日本独特の文学として韻文文芸の中に息づいている和歌の流れをたどります。
※持ち物:筆記用具、前回までのプリント、あれば「古語辞典」
【講座スケジュール】
第1回10月11日(火)
第2回10月18日(火)
第3回10月25日(火)
第4回11月 1日(火)
第5回11月 8日(火)
第6回11月15日(火)
第7回11月22日(火)
第8回11月29日(火)
第9回12月 6日(火)
第10回12月13日(火)
第11回12月20日(火)
第12回 1月10日(火)
第13回 1月17日(火)
第14回 1月24日(火)
第15回 1月31日(火)
第16回 2月 7日(火)
第17回 2月14日(火)
第18回 2月21日(火)
第19回 2月28日(火)
第20回 3月 6日(火)
第21回 3月13日(火)
講師陣
名前 | 上村 正人 |
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肩書き | 元武蔵野女子学院中学高校教員 |
プロフィール | 昭和13年(1938)生まれ。昭和35年(1960)、東京学芸大学乙類国語科(漢文専攻)卒。同年武蔵野女子学院中学高校国語科教諭。平成15年(2003)3月、同上校定年退職。ほとんど高校で古文・漢文・現代文を教えてきた。その間、東京学芸大学名誉教授・故安良岡康作氏(中世文学・国語教育専攻)に師事、日本中世文学を中心に研究。中世文学会、仏教文学会、解釈学会、日本文学協会にも所属してきた。 なお本学生涯学習講座においては、「西行の和歌」「徒然草(抜粋)」「方丈記」「奥の細道」「野ざらし紀行」「鹿島詣」「笈の小文」「更科紀行」「嵯峨日記」「百人一首」「伊勢物語」「西行の歌と人生」「紀貫之の文学(「土佐日記」「古今集」)」をとりあげて、読了してきている。 |