大学公開講座のセカンドアカデミー

　日本固有の児童文化財である紙芝居の特質や歴史をさぐり、さまざまな作品にふれながら、その魅力について考えます。
　昭和初期にはじまった、日本固有の児童文化財である紙芝居は、現在は、アジアやヨーロッパにも広まっています。紙芝居の歴史をたどり、「観客参加型」や「物語完結型」といった紙芝居の表現の特質をさぐります。昔話紙芝居をはじめ、いろいろな作品にふれながら、その魅力と実際の演じ方についても考えます。
①　6 月27 日：紙芝居と絵本はどう違う？（宮川健郎）
②　7 月4 日： 紙芝居のいろいろ（中川理恵子）
③　9 月12 日：昔話紙芝居を見てみると（中川理恵子）
④　9 月26 日：紙芝居を演じるには（中川理恵子）

名前	宮川　健郎
肩書き	本学教授
プロフィール	立教大学大学院博士前期課程　文学修士 宮城教育大学助教授、明星大学教授を経て、現職。著書に、『宮沢賢治、めまいの練習帳』（久山社）、『現代児童文学の語るもの』（ＮＨＫブックス）、『子どもの本のはるなつあきふゆ』（岩崎書店）など。

名前	中川　理恵子
肩書き	本学非常勤講師
プロフィール	1962 年、東京都生まれ。1992 年、白百合女子大学大学院文学研究科児童文学専攻　修士課程修了。著書・論文に『巌谷小波日記翻刻と研究』（共著、慶應義塾大学出版会）、「『お伽噺』の秘密」（『武蔵野日本文学』13 号）など