大学公開講座のセカンドアカデミー

1. 絵画療法を学ぼう
講師：田中 勝博（目白大学人間学部教授・心理カウンセリングセンター長）
絵画療法は、自己の問題についてうまく言葉にできないクライエントや、言葉がまだ十分に育っていない子どものクライアントとの交流をうながし、描画表現によって、クライエントに気づきや癒しをもたらします。今回は、絵画療法の基本的枠組みや関わり方の基本を学ぶとともに、心理療法場面で実際に役に立ついくつかの絵画療法の技法について、実習を通して体験的に学びます。（定員20名）
※当日はスケッチブックとクレヨンをご用意下さい。


2. 東洋療法的リラクセーションを学ぶ
講師：奈良 雅之（目白大学保健医療学部教授）
呼吸法や整体、ツボ押しなど東洋の伝統的健康法やその考え方は、私たちの日常生活に深く根ざしています。本セミナーでは、心身のバランスを整えるための東洋療法的理論として比較的理解しやすい陰陽論を取り上げ、それをベースとしたボディワーク・健康法について体験的に学びます。（定員20名）


3. 認知行動療法による禁煙指導：リラプス・プリベンション・モデル
講師：原田 隆之（目白大学人間学部准教授）
我が国には約2,500万人の喫煙者がおり、その過半数は禁煙を希望しているとの調査結果が出されています。しかし、自力ではなかなか禁煙を達成できないのも事実です。近年の認知行動療法の発展により、禁煙指導に効果的なさまざまなアプローチが生み出され、大きな成果を上げています。本ワークショップでは、喫煙行動に対する心理学的な理解を深めるとともに、禁煙指導に効果的な最新の認知行動療法に基づくアプローチを体験的に学んでいきます。（定員20名）


4. 箱庭療法の基礎
講師：深山 いずみ（目白大学心理カウンセリングセンター助教）
箱庭療法は日本におけるユング心理学の代表的療法であり、イメージを活性化して、自らの心に働きかける非言語的なアプローチの一つです。本セミナーでは実際に箱庭を体験してもらいながら、箱庭療法の基本を学びなおし、そこに息づくイメージの持つ力について考える時間にしたいと思います。（定員10名）

対象者：心理、教育、福祉、医療に携わる専門家・大学院生

名前	田中 勝博
肩書き	目白大学人間学部教授・心理カウンセリングセンター長
プロフィール	－

名前	奈良 雅之
肩書き	目白大学保健医療学部教授
プロフィール	－

名前	原田 隆之
肩書き	目白大学人間学部准教授
プロフィール	－

名前	深山 いずみ
肩書き	目白大学心理カウンセリングセンター助教
プロフィール	－