講座詳細情報
申し込み締切日:2021-05-26 / 経営全般 / 学内講座コード:21110059
【リアルタイム】「教養としての戦略学」 ~『孫子』「マキャベリ」クラウゼヴィッツ『戦争論』「リデルハート」などを手掛かりに【経営・マネジメント】
- 開催日
- 6月 3日(木)、6月10日(木)、6月17日(木)、7月 1日(木)、8日(木)、7月15日(木)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 19:00~20:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 18,480円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
戦略といった言葉は今日では様々な領域で使われており、そうした本も数えきれない。ただ、万能で完璧な戦略などは今でも存在しない。それでも、可能なかぎりベストと思える戦略を生み出す努力を人は続けてきている。本来、戦略を学ぶ上で政治と軍事の関係は切り離すことができない。古代、中世、近世、近代、現代に至るまで、人は王政、寡頭政、民主政、帝政など様々な政体を生み出し、そのもとで数多くの戦争を行い、戦略家は戦略思想を編み出してきた。政治の期待に軍事がどう応えるのか、軍事の要求に政治がどう応じるのか、歴史をみると不安定で揺らぎやすいこの関係を俯瞰することが、戦略の本質を学ぶ機会になると考える。コロナ禍以降の世界で生きていくため、そしてビジネスパーソンにも必須となる「教養としての戦略学」を開講したい。
【特記事項】
【ジャンル】経営・マネジメント
【講義レベル】基本~応用
※本講座はリアルタイム配信型(Zoom)となります。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:5月26日(水)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 6月 3日(木) 第1回 古代篇
(1)「孫子」の基本的な思想/政治と軍事における関係/…
(2)古代ギリシャ・ツキティディス「歴史」(ペロポネソス戦争史)を事例として/…
第2回 6月10日(木) 第2回 中世篇と近世篇
(1)マキャベリ「君主論」「戦術論」/それまでとは異質な政治哲学と軍事理論/…
(2)30年戦争の教訓/グロティウス「戦争と平和の法」と国際法/…
第3回 6月17日(木) 第3回 続・近世篇と近代篇
(1)クラウゼヴィッツ『戦争論』とジョミニの『戦争術概論』/…
(2)フランス革命から無制限の戦争へ/…
第4回 7月 1日(木) 第4回 続・近代篇(前半)
(1)誤解されたクラウゼヴィッツ/敗北のプロイセンと参謀本部の前身/…
(2)モルトケの登場/ロジスティクスの重視の思想/…
第5回 7月 8日(木) 第5回 近代篇(後半)
(1) マハンの「海上権力史論」と日露戦争(日本海戦)/…
(2) 大東亜戦争下の日本/…
第6回 7月15日(木) 第6回 現代篇
(1)戦後の安全保障体制と自衛隊/新しい政治と軍事関係/…
(2)変わる戦争様相(サイバー・宇宙)/変わらぬ政治と軍事の関係/…
戦略といった言葉は今日では様々な領域で使われており、そうした本も数えきれない。ただ、万能で完璧な戦略などは今でも存在しない。それでも、可能なかぎりベストと思える戦略を生み出す努力を人は続けてきている。本来、戦略を学ぶ上で政治と軍事の関係は切り離すことができない。古代、中世、近世、近代、現代に至るまで、人は王政、寡頭政、民主政、帝政など様々な政体を生み出し、そのもとで数多くの戦争を行い、戦略家は戦略思想を編み出してきた。政治の期待に軍事がどう応えるのか、軍事の要求に政治がどう応じるのか、歴史をみると不安定で揺らぎやすいこの関係を俯瞰することが、戦略の本質を学ぶ機会になると考える。コロナ禍以降の世界で生きていくため、そしてビジネスパーソンにも必須となる「教養としての戦略学」を開講したい。
【特記事項】
【ジャンル】経営・マネジメント
【講義レベル】基本~応用
※本講座はリアルタイム配信型(Zoom)となります。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:5月26日(水)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 6月 3日(木) 第1回 古代篇
(1)「孫子」の基本的な思想/政治と軍事における関係/…
(2)古代ギリシャ・ツキティディス「歴史」(ペロポネソス戦争史)を事例として/…
第2回 6月10日(木) 第2回 中世篇と近世篇
(1)マキャベリ「君主論」「戦術論」/それまでとは異質な政治哲学と軍事理論/…
(2)30年戦争の教訓/グロティウス「戦争と平和の法」と国際法/…
第3回 6月17日(木) 第3回 続・近世篇と近代篇
(1)クラウゼヴィッツ『戦争論』とジョミニの『戦争術概論』/…
(2)フランス革命から無制限の戦争へ/…
第4回 7月 1日(木) 第4回 続・近代篇(前半)
(1)誤解されたクラウゼヴィッツ/敗北のプロイセンと参謀本部の前身/…
(2)モルトケの登場/ロジスティクスの重視の思想/…
第5回 7月 8日(木) 第5回 近代篇(後半)
(1) マハンの「海上権力史論」と日露戦争(日本海戦)/…
(2) 大東亜戦争下の日本/…
第6回 7月15日(木) 第6回 現代篇
(1)戦後の安全保障体制と自衛隊/新しい政治と軍事関係/…
(2)変わる戦争様相(サイバー・宇宙)/変わらぬ政治と軍事の関係/…
備考
【教材】
・配付資料
会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
・(参考図書)『「失敗の本質」と戦略思想』(ちくま新書)、『米陸軍戦略大学校テキスト 孫子とクラウゼヴィッツ』(日経ビジネス人文庫)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
・配付資料
会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
・(参考図書)『「失敗の本質」と戦略思想』(ちくま新書)、『米陸軍戦略大学校テキスト 孫子とクラウゼヴィッツ』(日経ビジネス人文庫)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 藤江 昌嗣 |
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肩書き | コーディネータ、明治大学経営学部教授・京都大学博士(経済学)、戦略研究学会会長、MOSマネジメント・オブ・ サスティナビリティ研究所 所長 |
プロフィール | 1978年京都大学経済学部卒業、民間企業勤務後、神戸大学大学院を経て、1984年岩手大学人文社会科学部講師、1987年東京農工大学農学部助教授、1992年明治大学経営学部助教授、翌年教授、現在に至る。2000年から2002年ポートランド州立大学客員教授。2012-2016年、明治大学副学長(社会連携担当)。単著『ビッグデータ時代の統計学入門』学文社、2021年)他 |
名前 | 杉之尾 宜生 |
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肩書き | 戦史研究家、元防衛大学校教授(戦史・戦略) |
プロフィール | 1936年生まれ(本名:孝生)。防衛大学校卒。1961年、陸上自衛隊入隊。防衛大学校防衛学教室助教授、教授を経て、現在は戦史研究家(支那事変・大東亜戦争・中東戦争など)。共著に『失敗の本質』(中公文庫)、『戦略の本質』『撤退の本質』(日経ビジネス人文庫)。単著に『大東亜戦争 敗北の本質』(ちくま新書)、『[現代語訳]孫子』(日経ビジネス人文庫)など。 |
名前 | 西田 陽一 |
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肩書き | 実業家、作家 |
プロフィール | 1976年生まれ。ワシントン州立大学経済学部卒。企業勤務を経て、現在、(株)陽雄代表取締役。自衛隊幹部学校部外講師。事業の傍ら、執筆と講義を行う。著書『「失敗の本質」と戦略思想―孫子・クラウゼヴィッツで読み解く日本軍の敗因』(ちくま新書)、『孫子がわかれば、中国がわかる』(共著、ダイヤモンド社)。訳書『孫子とクラウゼヴィッツ』(M.I.ハンデル著、共訳、日経ビジネス人文庫)。 |