講座詳細情報
申し込み締切日:2020-04-14 / 経営全般 / 学内講座コード:20110002
上原と大友のマーケティング・ゼミナール ―AI技術の進展とキャッシュレス時代の経営・マーケティングについて考える―【マーケティング】
- 開催日
- 4月22日(水)、5月13日(水)、5月27日(水)、6月10日(水)、6月24日(水)、7月 8日(水)、7月22日(水)、7月29日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 19:00~21:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 31,680円
- 定員
- 25
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
近年のAI技術の急速な進展は、私たちの社会の仕組みまで大きく変えつつあります。日常の買い物行為はもちろんのこと、個々人の多様な生活行為の全てが私たちの見知らぬ外部社会でデータ化され、それがブーメランのように再度スマホやPCなどの通信機器を通じて、私たちの日常行為の一挙手一投足を操るがごときの情報として提示されてきます。そこでは経験から様々な生活上の知恵や知識が育まれるというよりは、そうした手元に溢れ出てくる既成の情報に沿って経験自体が創出されているようにさえ思われます。まさに“既成化された情報から経験が生まれている”と言ってもよいでしょう。
さらにはまた、私たちの経済生活の根幹を成す貨幣の存在においてすら、情報として機能させてしまうキャッシュレス化が急速に進んでいることも確かです。日常の生活に必要な財の購入資金が、手元のスマホに表示される実体の見えない数字情報としての存在でしかないという状況において、誰がその数字を保証し責任をもって管理しているのでしょうか。ましてネットシステムの中に溶け込まされてしまった私たちの金融資産の実態や本質を、そしてその影響性さえも、こうした事実は一層見えにくくしてしまっているのです。
今回のゼミナールでの議論の基盤となるテキストでは、現代のこのような時代を「フィンテックの時代」と呼んでいます。この造語は、全てがネットでつながり、それを高度なAI技術で分析したデータと金融が結びついた状況を意味しているのです。こうした社会は、企業や個人の経済的なあり様にいかなる影響を及ぼし、また私たちの社会認識をどのように変化させていくものなのでしょうか。この点をじっくりとテキストを案内人としながら皆さんと議論していきたいと思っています。これはこれからの企業経営やマーケティングにとって避けては通れない問題であり、その方向性をしっかりと理解しておくべき課題なのです。
この春の講座でも、皆様と有意義で白熱した議論を展開できることを上原も大友も楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
(上原征彦・大友純)
【特記事項】
【演習概要】
・テキストや講師側の用意した参考事例を用いながら、受講生の皆さんとの議論を進めていきます。
・基本テキストは、坂井隆之、宮川裕章、毎日新聞フィンテック取材班著『AIが変えるお金の未来』(文春新書、
2018年)を使用し、講座初回のご来校時に配付いたします。
【ジャンル】マーケティング
【講義レベル】応用
■本講座は講座諸経費を除き割引率が適用されております。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
※お知らせ※
2020年度春期リバティアカデミー講座について,予定どおり募集を受け付けますが,新型コロナウイルス等感染症の状況により,今後,縮小・延期・中止等の判断を行う可能性があります。
リバティアカデミーから発信される情報をこまめに確認するようお願いします。(2020年2月27日)
【講義概要】
第1回 4月22日(水)
第2回 5月13日(水)
第3回 5月27日(水)
第4回 6月10日(水)
第5回 6月24日(水)
第6回 7月 8日(水)
第7回 7月22日(水)
第8回 7月29日(水)
近年のAI技術の急速な進展は、私たちの社会の仕組みまで大きく変えつつあります。日常の買い物行為はもちろんのこと、個々人の多様な生活行為の全てが私たちの見知らぬ外部社会でデータ化され、それがブーメランのように再度スマホやPCなどの通信機器を通じて、私たちの日常行為の一挙手一投足を操るがごときの情報として提示されてきます。そこでは経験から様々な生活上の知恵や知識が育まれるというよりは、そうした手元に溢れ出てくる既成の情報に沿って経験自体が創出されているようにさえ思われます。まさに“既成化された情報から経験が生まれている”と言ってもよいでしょう。
さらにはまた、私たちの経済生活の根幹を成す貨幣の存在においてすら、情報として機能させてしまうキャッシュレス化が急速に進んでいることも確かです。日常の生活に必要な財の購入資金が、手元のスマホに表示される実体の見えない数字情報としての存在でしかないという状況において、誰がその数字を保証し責任をもって管理しているのでしょうか。ましてネットシステムの中に溶け込まされてしまった私たちの金融資産の実態や本質を、そしてその影響性さえも、こうした事実は一層見えにくくしてしまっているのです。
今回のゼミナールでの議論の基盤となるテキストでは、現代のこのような時代を「フィンテックの時代」と呼んでいます。この造語は、全てがネットでつながり、それを高度なAI技術で分析したデータと金融が結びついた状況を意味しているのです。こうした社会は、企業や個人の経済的なあり様にいかなる影響を及ぼし、また私たちの社会認識をどのように変化させていくものなのでしょうか。この点をじっくりとテキストを案内人としながら皆さんと議論していきたいと思っています。これはこれからの企業経営やマーケティングにとって避けては通れない問題であり、その方向性をしっかりと理解しておくべき課題なのです。
この春の講座でも、皆様と有意義で白熱した議論を展開できることを上原も大友も楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
(上原征彦・大友純)
【特記事項】
【演習概要】
・テキストや講師側の用意した参考事例を用いながら、受講生の皆さんとの議論を進めていきます。
・基本テキストは、坂井隆之、宮川裕章、毎日新聞フィンテック取材班著『AIが変えるお金の未来』(文春新書、
2018年)を使用し、講座初回のご来校時に配付いたします。
【ジャンル】マーケティング
【講義レベル】応用
■本講座は講座諸経費を除き割引率が適用されております。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
※お知らせ※
2020年度春期リバティアカデミー講座について,予定どおり募集を受け付けますが,新型コロナウイルス等感染症の状況により,今後,縮小・延期・中止等の判断を行う可能性があります。
リバティアカデミーから発信される情報をこまめに確認するようお願いします。(2020年2月27日)
【講義概要】
第1回 4月22日(水)
第2回 5月13日(水)
第3回 5月27日(水)
第4回 6月10日(水)
第5回 6月24日(水)
第6回 7月 8日(水)
第7回 7月22日(水)
第8回 7月29日(水)
備考
【教材】
・配布資料
・坂井隆之、宮川裕章、毎日新聞フィンテック取材班著『 AIが変えるお金の未来』(文藝春秋・文春新書、2018年)
※教材費は受講料に含まれています。
・配布資料
・坂井隆之、宮川裕章、毎日新聞フィンテック取材班著『 AIが変えるお金の未来』(文藝春秋・文春新書、2018年)
※教材費は受講料に含まれています。
講師陣
名前 | 大友 純 |
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肩書き | 明治大学商学部教授、コーディネータ |
プロフィール | 明治大学大学院商学研究科博士後期課程退学。専門はマーケティング戦略論、広告論。食品・化学・自動車・機械メーカーや小売店等の大手企業で経営実務・マーケティング戦略の研修指導を数多く手がける他、中小企業経営、地域商業活性化に関する指導も続けている。明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科兼担教授。 |
名前 | 上原 征彦 |
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肩書き | 元明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科教授、公益財団法人 流通経済研究所 名誉会長、株式会社コムテック22 代表取締役 |
プロフィール | 1968年東京大学経済学部卒業。日本勧業銀行、公益財団法人流通経済研究所、明治学院大学教授、明治大学専門職大学院教授、昭和女子大学現代ビジネス研究所特命教授を経て現職。この間、ペンシルベニア大学ウォートン校の客員教授として取引慣行の日米比較研究を行なった。2010年~2015年公益財団法人流通経済研究所理事長を務める。著書:『経営戦略とマーケティングの新展開』(誠文堂新光社)、『マーケティング戦略論』(有斐閣)など多数。 |