講座詳細情報
申し込み締切日:2019-09-25 / 経営全般 / 学内講座コード:19210030
変革期日本労務監査? 属人的労務管理から職務中心的労務監査への転換
- 開催日
- 10月 3日(木)、10月10日(木)、10月17日(木)、10月24日(木)、10月31日(木)、11月14日(木)、11月21日(木)、11月28日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 19:00~21:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 34,100円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
労務監査は本来、全社的な視点から労務管理を監査するものであり、企業経営における統制行為として捉えられなければなりません。本講座では、日本企業の労務管理の改善・改良を目的に、属人的労務管理から職務中心的労務監査への転換の必要性とその方法、さらに労務監査に活用できる会計学の考え方と手法について解説します。
本講座は大きく(1)戦後日本の労務監査論の再検討、(2)戦後日本の属人的労務管理(能力主義管理)の弊害およびそれを克服するための職務中心的労務管理への展開、(3)戦後日本の内部統制をめぐる歴史的展開の再確認と現行内部統制制度の批判的な検討、(4)会計学(財務会計・管理会計)の考え方と手法を活用した労務監査へのアプローチによって構成されます。これらの議論に基づき労務監査の枠組みを提示します。
※2020年春期に「変革期日本労務監査II~労務監査の総論と各論~」(仮)の企画も検討しています。
【特記事項】
【ジャンル】経営・マネジメント
【講義レベル】基本~応用
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月 3日(木) 戦後日本労務監査論の再検討I
鹿内信隆氏による労務監査論の意義と限界を明らかにします。
第2回 10月10日(木) 戦後日本労務監査論の再検討II
淡路円治郎教授による労務監査論の意義と限界を明らかにします。
第3回 10月17日(木) 属人的労務管理の弊害
能力主義管理の論理構造を明らかにし、属人的労務管理の弊害を指摘します。
第4回 10月24日(木) 職務中心的労務管理への転換
能力主義管理から成果主義人事、さらにそれ以後の職務中心的労務管理への展開を追います。
第5回 10月31日(木) 内部統制をめぐる歴史的展開
企業統治に関わる内部統制と会計監査の歴史的な展開を解説します。
第6回 11月14日(木) 現行内部統制制度の批判的検討
日本における現行の内部統制制度を概観し、その問題点を指摘します。
第7回 11月21日(木) 労務監査へのアプローチI
企業統治に係る会計監査を参考に労務監査の方法について議論します。
第8回 11月28日(木) 労務監査へのアプローチII
企業経営を支援する管理会計を参考に労務監査のフレームワークを提示します。
労務監査は本来、全社的な視点から労務管理を監査するものであり、企業経営における統制行為として捉えられなければなりません。本講座では、日本企業の労務管理の改善・改良を目的に、属人的労務管理から職務中心的労務監査への転換の必要性とその方法、さらに労務監査に活用できる会計学の考え方と手法について解説します。
本講座は大きく(1)戦後日本の労務監査論の再検討、(2)戦後日本の属人的労務管理(能力主義管理)の弊害およびそれを克服するための職務中心的労務管理への展開、(3)戦後日本の内部統制をめぐる歴史的展開の再確認と現行内部統制制度の批判的な検討、(4)会計学(財務会計・管理会計)の考え方と手法を活用した労務監査へのアプローチによって構成されます。これらの議論に基づき労務監査の枠組みを提示します。
※2020年春期に「変革期日本労務監査II~労務監査の総論と各論~」(仮)の企画も検討しています。
【特記事項】
【ジャンル】経営・マネジメント
【講義レベル】基本~応用
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月 3日(木) 戦後日本労務監査論の再検討I
鹿内信隆氏による労務監査論の意義と限界を明らかにします。
第2回 10月10日(木) 戦後日本労務監査論の再検討II
淡路円治郎教授による労務監査論の意義と限界を明らかにします。
第3回 10月17日(木) 属人的労務管理の弊害
能力主義管理の論理構造を明らかにし、属人的労務管理の弊害を指摘します。
第4回 10月24日(木) 職務中心的労務管理への転換
能力主義管理から成果主義人事、さらにそれ以後の職務中心的労務管理への展開を追います。
第5回 10月31日(木) 内部統制をめぐる歴史的展開
企業統治に関わる内部統制と会計監査の歴史的な展開を解説します。
第6回 11月14日(木) 現行内部統制制度の批判的検討
日本における現行の内部統制制度を概観し、その問題点を指摘します。
第7回 11月21日(木) 労務監査へのアプローチI
企業統治に係る会計監査を参考に労務監査の方法について議論します。
第8回 11月28日(木) 労務監査へのアプローチII
企業経営を支援する管理会計を参考に労務監査のフレームワークを提示します。
備考
【教材】
・配付資料
・平沼高・大倉学・大槻晴海編著『変革期日本労務監査』(税務経理協会、2019)4,000円+税
※教材は、受講料に含まれます
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
・配付資料
・平沼高・大倉学・大槻晴海編著『変革期日本労務監査』(税務経理協会、2019)4,000円+税
※教材は、受講料に含まれます
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 大槻 晴海 |
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肩書き | 明治大学経営学部准教授、コーディネータ |
プロフィール | 明治大学経営学部卒。明治大学大学院経営学研究科博士後期課程退学(単位取得)。専門領域は管理会計。主な著書は『経営管理会計ハンドブック』(東京経済情報出版)。主要な学術論文は「日本の主要企業の原価企画(1)~(6)」『企業会計』Vol.62,No.2~No.7.(2010年2月~7月) |
名前 | 平沼 高 |
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肩書き | 明治大学名誉教授・社会保険労務士総合研究機構所長 |
プロフィール | 和光大学人文学部人間関係学科卒。明治大学大学院経営学研究科博士後期課程退学(単位取得)。専門領域は労務管理と企業内教育・訓練管理の歴史研究。主要な著著 (1)『アメリカ大企業と労働者』北海道大学出版会。(2)『熟練工養成の国際比較』ミネルヴァ書房。(3)『大学だけじゃないもう一つのキャリア形成』職業訓練教材研究会。主要な学術論文 (1)「アメリカ自動車産業の徒弟制度」(労務理論学会編『モノづくりの危機と労務管理』所収)。(2)「経営労務監査の理論的枠組み」(明治大学『経営論集』第57巻第4号)2010年3月。(3)「青年労働者のキャリア形成―その神話と現実―」(労務理論学会大会報告、龍谷大学、2010年6月) |
名前 | 大倉 学 |
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肩書き | 明治大学経営学部教授 |
プロフィール | 明治大学大学院経営学研究科博士後期課程退学(2年在籍)。明治大学経営学部助教授を経て現職。専門は国際会計論。会計の基礎概念研究を中心として会計制度の特質究明を試みる。共著『比較会社法会計論』(白桃書房)他。 |