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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-05-08 / 経営全般:スキル / 学内講座コード:19110025

少子高齢社会時代の人事労務管理 「現場」のケーススタディを通して

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月16日(木)、5月23日(木)、5月30日(木)、6月 6日(木)、6月13日(木)、6月20日(木)、6月27日(木)
講座回数
7回
時間
19:00~21:00
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
21,000円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
少子高齢社会に突入し、新しい産業と新しい多様な労働者(女性、外国人、高齢者、障がい者)が注目され期待されるようになっています。こうした新しい傾向の下での人事労務管理は、効率性や経済性という視点だけではなく、社会と人権という視点が不可欠です。この春学期の講座はこのような新分野の企業経営と人事労務管理に焦点をあてます。
保育園と障害者施設での人事労務管理のあり方、高齢者の「働き方」と「働かせ方」、障がい者雇用をめぐる問題、そして非正規雇用と女性雇用の問題など、これまであまり取りあげる機会がなかった分野の第一線で活躍されておられる方々をお迎えして、会社経営と人事労務の「現場」を解説していただきます。これらを通して、「働き方改革」と少子高齢社会時代の人事労務のあり方をご一緒に考えましょう。

【特記事項】
【後援】社会保険労務士総合研究機構
【ジャンル】経営・マネジメント
【講義レベル】基本~応用

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 5月16日(木) ダイバーシティ・マネジメントと「働き方改革」
いま求められているのは、多様な人材が意欲をもって働きがいを感じるような「働かせ方」です。それは効率性と経済性一辺倒ではない「働かせ方」でなければなりません。

第2回 5月23日(木) 保育業界を取り巻く状況と保育園労務管理の留意点
待機児童問題と並行して課題となっている保育士不足問題に対し、保育園の運営上の仕組みや課題に触れながら、具体的な解決策について解説します。

第3回 5月30日(木) 障がい者雇用とダイバーシティ
教育・福祉と連動した「障がい者雇用」の変遷を歴史から紐解き、未来の経営戦略を考えます。

第4回 6月 6日(木) (株)高齢社で高齢者が”きょうよう”と”きょういく”を推進
人手不足と高齢化が進展する日本で、高齢者が現役社員とともにいきいきと働き、関係者から感謝されている現状と、意義・課題についてお話しします。

第5回 6月13日(木) 実践!介護事業所の人事労務課題とその解決策
介護職員処遇改善加算に象徴される複雑な人事労務課題の解決事例を具体的に解説します。

第6回 6月20日(木) 現場に見る「女性活躍」の価値とその進め方
企業の現場で「女性活躍推進」を担う立場から、その可能性と推進のポイントを伝えます。

第7回 6月27日(木) グローバル化で日本企業はどう変わるのか?
グローバル化で日本企業は何を求められ、どのように変わっていくのか?日本企業のこれまでとこれからを、人・組織・経営の視点から考えていきます。

備考

【教材】
配付資料

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 黒田 兼一
肩書き コーディネータ、明治大学経営学部教授
プロフィール 明治大学大学院経営学研究科単位取得。専門は人事労務管理論。自動車産業を中心として、戦後日本の人事労務管理を研究。1992年から1年間イギリスに、2002年から2年間をアメリカでそれぞれ滞在し、現地日系自動車企業の人事労務管理と労使関係を調査。現在はグローバリゼーションと日本の人事労務管理の「いまとこれから」に焦点をあてた研究に取り組んでいる。著書に『フレキシブル人事の失敗』(旬報社)、『人間らしい「働き方」・「働かせ方」』(ミネルヴァ書房)など。
名前 菊地 加奈子
肩書き (株)ワークイノベーション代表取締役、特定社会保険労務士
プロフィール 早稲田大学商学部卒業。一般企業の人事労務部門にて勤務したのち、2010年、第三子出産時に社会保険労務士事務所を開業。自ら保育園を運営し、従業員に対して柔軟で働きやすい環境づくりを実践し、企業への両立支援を広く行っている。東京都女性活躍推進人材育成事業研修講師、神奈川県ワーク・ライフ・バランスアドバイザー、厚生労働省中央育児プランナー。
名前 高橋 陽子
肩書き ダンウェイ(株) 代表取締役社長、特定社会保険労務士
プロフィール 数社の企業総務・人事を務めた後、息子の障害をきっかけに、2010年より社会保険労務士事務所を開業。障害者を取り巻く大きな社会的課題解決のため、2011年ダンウェイ(株)を設立。障害のある子どもから大人の就労支援まで切れ目ない支援を実施し、独自の評価制度を構築して実績を出す。さらにインテル(株)と協働し、「ICT治具」を開発。中小企業支援と同時に障害者の新たな職域拡大を目指す。2016年度全国商工会議所女性会連合会「女性起業家大賞」受賞。
名前 緒形 憲
肩書き (株)高齢社 代表取締役社長
プロフィール 群馬大学工学部卒業後、東京ガス(株)に入社。主に法人営業に携わる(経済産業省対応、群馬支社長)。栃木ガス(株)代表取締役社長、(株)ユメニティ社長を歴任し、2015年1月(株)高齢社入社。2016年6月より現職。人は皆、元気な間はいつまでも社会の役に立ちたいと考えており、社会にも高齢労働者の熟練した即戦力を求めるニーズがあることから、「人は宝」という考えのもと、高齢者の就労支援を行っている。
名前 三島 幹雄
肩書き サードプレイス社会保険労務士法人 特定社会保険労務士
プロフィール 獨協大学外国語学部卒業。大手訪問介護企業の人事責任者を経て、2007年、29歳で社会保険労務士事務所を開業。介護企業での経験をベースに介護事業者に対し実践的なアドバイスを提供している。介護職員処遇改善加算を算定するために必要なコンテンツ(制度設計、規程、研修管理、能力評価等のツール)を書籍とCDにパッケージ化し販売するなど、独自のサービスを展開し好評を得ている。
名前 平田 未緒
肩書き (株) 働きかた研究所 代表取締役
プロフィール 早稲田大学卒業後、情報誌記者・編集者として勤務。その後1996年に総合求人広告企業(株)アイデムに入社。人と仕事研究所に配属。同所が発行する人とマネジメント情報誌の記者・創刊編集長を経て、2009年よりアイデム人と仕事研究所所長。2013年アイデムを退社、(株)働きかた研究所を設立。企業に対する「パート・アルバイトの採用・定着・戦力化支援」「女性社員の活躍支援」を実施する。他に各種公的委員会・研究会(厚生労働省等)の意見も務めるほか、各種専門誌に執筆、ならびに講演も多数。
名前 田村 豊
肩書き 明治大学大学院経営学研究科兼任講師(労務監査論)、愛知東邦大学経営学部教授
プロフィール 明治大学大学院経営学研究科修了。博士(経営学)。専門は人事労務管理論、生産マネジメント論。スウェーデン企業の経営戦略と労使関係の相互関係について日本と比較し、日本企業の組織力の強さについて研究を進めている。著書に『ボルボ生産システムの発展と転換』(多賀出版)、『中小企業の経営力とは何だ』(中部経済新聞社)など。
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