大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
顧客・消費者の製品やサービスに関するニーズはマーケットにあり、管理会計は現在、大企業のみならず中小企業においてもマーケティングとの接点が重要になってきています。製品やサービス開発のヒントはマーケットにあるため、マーケティング活動を管理会計の立場から測定・評価することが必要不可欠です。そのことは、とりわけ顧客志向の管理会計が必要であり、顧客満足や顧客価値の測定・管理への管理会計の役立ちが極めて重要となります。


【ジャンル】金融・会計・財務
【講義レベル】基本

【講義概要】
第1回 5月13日(金) マーケティングと管理会計
マーケティングと管理会計との接点にある研究分野の基礎知識について説明します。

第2回 5月27日(金) マーケティング活動の測定尺度(マーケティング・メトリックス)
マーケティング活動の測定尺度に関する諸学説を詳しく説明します。

第3回 6月10日(金) マーケティング活動の効果測定
マーケティング活動の効果測定に関する基礎理論について説明します。

第4回 6月24日(金) マーケティング活動における顧客価値の測定
マーケティング活動における顧客価値の測定について説明します。

第5回 7月 8日(金) マーケティング活動の多次元情報分析
マーケティング活動の多次元情報分析について説明します。

【教材】
レジュメ資料

名前	本橋 正美
肩書き	明治大学専門職大学院会計専門職研究科教授
プロフィール	1985年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程退学。明治大学経営学部助手、専任講師、助教授、1996年経営学部教授を経て、現職。公認会計士試験試験委員。郵政省客員研究官、日本管理会計学会理事、明治大学経営学部会計学科長などを歴任。『図解 会計情報システム(共著)』(中央経済社)、『マーケティングの管理会計(共著)』(中央経済社)、『スタンダードテキスト管理会計論(共著)』(中央経済社)など著書多数。