講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-23 / 経営全般 / 学内講座コード:15210037
「会社経営と経営労務監査」
- 開催日
- 10月 1日(木)、10月 8日(木)、10月15日(木)、10月22日(木)、10月29日(木)、11月 5日(木)、11月12日(木)、11月19日(木)、11月26日(木)、12月 3日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 19:00~21:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 30,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
経済のグローバル化が進み、経済競争はますます激しくなってきています。企業収益を上げることに集中するあまり、本来、企業が果たさなければならない社会に対する責任(CSR)が後回しになりがちです。これは業種と規模の違いにかかわらず、すべての企業に共通した現代的な「病」でもあります。「病」はやがてそれ本体を蝕むことになりかねません。人材マネジメントの側面からその「病」を事前に発見し、それを防止し、それだけでなく従業員から積極的な意欲を引き出していくことが必要です。それが「経営労務監査」です。その理論と実務の視点から、この時代にどう向き合っていけば良いのか、ご一緒に考えましょう。
【特記事項】
【後援】社会保険労務士総合研究機構
【講義概要】
第1回 10月 1日(木) 講座ガイダンス‐グローバリゼーションにおける持続的成長の鍵
企業の社会的責任(CSR)が叫ばれるようになったのは、1990年以降、いわゆるグローバル時代に突入してからです。この時代において企業が持続して成長していくための鍵は何でしょうか。本講座の意義とねらいを解説します。
第2回 10月 8日(木) 内部統制と経営労務監査
持続的成長を目指す会社経営にとっての効果的手法であり、内部統制のセルフチェックシステムとしての経営労務監査についてご案内します。
第3回 10月15日(木) 経営労務監査の枠組み
会社経営と人材マネジメントが有効に関連しているかを測る指標として、経営労務監査の諸機能、制度を解説します。
第4回 10月22日(木) 労務コンプライアンス監査の仕組
人事労務リスク、監査の背景・目的などを踏まえ、経営労務監査の各種実務ツール、監査の範囲、報告書の構成などを解説します。
第5回 10月29日(木) 労務コンプライアンス監査の実務
労務コンプライアンス監査(労働条件審査、ROBINS等)を、実務の視点から各種ツールを交えて解説します。
第6回 11月 5日(木) 人材ポートフォリオ監査の仕組
経営労務監査の構成要素であり、企業経営における重要な人的資本について考える 、人材ポートフォリオ監査の仕組みについてご案内します。
第7回 11月12日(木) 人材ポートフォリオ監査 とハラスメント対策
人材ポートフォリオ監査で把握する職場環境(人員構成、人的配置のバランス等)の快適性の阻害要因となる、ハラスメントとその対策について考えます。
第8回 11月19日(木) 人材ポートフォリオ監査と従業員意識調査
職場組織における社員スキル、雇用形態、男女比率などの配置状況と従業員の意識状況とについて考えます。
第9回 11月26日(木) 雇用形態の多様化と現代職場のケーススタディ
地域限定、短時間、など正社員が多様化し、非正規社員との処遇差に因る軋轢が生じるなど、経営労務監査が対象とする現場のリアルな課題を考えます。
第10回 12月 3日(木) 総括-組織ビジョンと企業の社会的責任(CSR)
今日、企業は新たな企業評価が必要となり、経営理念、社会貢献活動などを社会に向け公表し発信し続けることが求められます。講座では企業戦略から見た企業の社会的役割を明らかにしながら、これからの人材育成の方向と企業評価の骨格となる統合報告書について解説します。
経済のグローバル化が進み、経済競争はますます激しくなってきています。企業収益を上げることに集中するあまり、本来、企業が果たさなければならない社会に対する責任(CSR)が後回しになりがちです。これは業種と規模の違いにかかわらず、すべての企業に共通した現代的な「病」でもあります。「病」はやがてそれ本体を蝕むことになりかねません。人材マネジメントの側面からその「病」を事前に発見し、それを防止し、それだけでなく従業員から積極的な意欲を引き出していくことが必要です。それが「経営労務監査」です。その理論と実務の視点から、この時代にどう向き合っていけば良いのか、ご一緒に考えましょう。
【特記事項】
【後援】社会保険労務士総合研究機構
【講義概要】
第1回 10月 1日(木) 講座ガイダンス‐グローバリゼーションにおける持続的成長の鍵
企業の社会的責任(CSR)が叫ばれるようになったのは、1990年以降、いわゆるグローバル時代に突入してからです。この時代において企業が持続して成長していくための鍵は何でしょうか。本講座の意義とねらいを解説します。
第2回 10月 8日(木) 内部統制と経営労務監査
持続的成長を目指す会社経営にとっての効果的手法であり、内部統制のセルフチェックシステムとしての経営労務監査についてご案内します。
第3回 10月15日(木) 経営労務監査の枠組み
会社経営と人材マネジメントが有効に関連しているかを測る指標として、経営労務監査の諸機能、制度を解説します。
第4回 10月22日(木) 労務コンプライアンス監査の仕組
人事労務リスク、監査の背景・目的などを踏まえ、経営労務監査の各種実務ツール、監査の範囲、報告書の構成などを解説します。
第5回 10月29日(木) 労務コンプライアンス監査の実務
労務コンプライアンス監査(労働条件審査、ROBINS等)を、実務の視点から各種ツールを交えて解説します。
第6回 11月 5日(木) 人材ポートフォリオ監査の仕組
経営労務監査の構成要素であり、企業経営における重要な人的資本について考える 、人材ポートフォリオ監査の仕組みについてご案内します。
第7回 11月12日(木) 人材ポートフォリオ監査 とハラスメント対策
人材ポートフォリオ監査で把握する職場環境(人員構成、人的配置のバランス等)の快適性の阻害要因となる、ハラスメントとその対策について考えます。
第8回 11月19日(木) 人材ポートフォリオ監査と従業員意識調査
職場組織における社員スキル、雇用形態、男女比率などの配置状況と従業員の意識状況とについて考えます。
第9回 11月26日(木) 雇用形態の多様化と現代職場のケーススタディ
地域限定、短時間、など正社員が多様化し、非正規社員との処遇差に因る軋轢が生じるなど、経営労務監査が対象とする現場のリアルな課題を考えます。
第10回 12月 3日(木) 総括-組織ビジョンと企業の社会的責任(CSR)
今日、企業は新たな企業評価が必要となり、経営理念、社会貢献活動などを社会に向け公表し発信し続けることが求められます。講座では企業戦略から見た企業の社会的役割を明らかにしながら、これからの人材育成の方向と企業評価の骨格となる統合報告書について解説します。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 黒田 兼一 |
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肩書き | 明治大学経営学部教授 |
プロフィール | 明治大学大学院経営学研究科修了。専門は人事労務管理論。自動車産業を中心に、戦後日本企業の人事労務管理を研究。1992年から1年間イギリスに、2002年から2年間アメリカに滞在し、現地日系企業の人事労務管理と労使関係を調査。現在は日本の人事労務管理の「これまで、いま、これから」に焦点をあてた研究に取り組んでいる。最近の著書に『フレキシブル人事の失敗』(旬報社)、『人間らしい「働き方」・「働かせ方」』(ミネルヴァ書房)など。 |
名前 | 山? 憲昭 |
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肩書き | 社会保険労務士 |
プロフィール | 早稲田大学文学部卒。現在、日本雇用管理協会専務理事、社会保険労務士法人石山事務所パートナー、社会保険労務士法人大野事務所アドバイザー。経営労務監査の普及、人事労務のコンサルティング全般、労務関連アドバイス等の活動を行っている。社会保険労務士総合研究機構 労務管理分科会研究員。著書に「経営労務監査の実務」(中央経済社)。 |
名前 | 野田 好伸 |
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肩書き | 社会保険労務士 |
プロフィール | 神奈川大学法学部卒。大学卒業後、社会保険労務士法人ユアサイド(旧西崎経営労務事務所)に就職。約6年の勤務ののち、社会保険労務士法人大野事務所に入所。現在、同法人のパートナー社員として勤務。人事労務相談業務、労務監査・診断業務、セミナー講師等を中心に活動中。特定社会保険労務士付記。 |
名前 | 高田 弘人 |
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肩書き | 社会保険労務士 |
プロフィール | 一橋大学経済学部卒業。ベンチャー企業及び大手監査法人の人事部門勤務ののち、中堅コンサルティング企業勤務を経て、大野事務所に入所。人事労務に関する相談及び手続業務全般に従事している。特定社会保険労務士付記。 |
名前 | 松原 熙隆 |
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肩書き | 社会保険労務士 |
プロフィール | 早稲田大学法学部卒業後、大手住宅メーカーで営業職に従事した後、社会保険労務士法人石山事務所に入所。外資系企業を中心に人事労務相談、労務診断・監査、給与計算、社会保険・労働保険業務全般従事。特定社会保険労務士付記。 |
名前 | 島袋 隆志 |
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肩書き | 沖縄大学法経学部准教授 |
プロフィール | 明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。専門は人事労務管理論、キャリアデザイン、人材開発。外部評価および外部機関の関りが企業の労使コミュニケーションと雇用条件とに与える影響について研究を進めている。 |
名前 | 丹羽 真樹 |
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肩書き | 社会保険労務士 |
プロフィール | 電機メーカー勤務を経て、社会保険労務士法人石山事務所に入所。社労士業務のほか産業カウンセラー、セクシュアルハラスメント・パワーハラスメント防止コンサルタントとしても活動の場を広げている。 |
名前 | 平田 未緒 |
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肩書き | 株式会社 働きかた研究所 代表取締役 |
プロフィール | 株式会社働きかた研究所代表取締役。早稲田大学卒業後、求人広告企業アイデムに入社。人とマネジメント情報誌の記者として企業の成功事例を大量に蓄積する。アイデム人と仕事研究所所長を経て、2013年に「人材の採用・活用支援」にて独立。著書に『パート・アルバイトの活かし方・育て方』『なぜあの会社には使える人材が集まるのか~失敗しない採用の法則』(PHP研究所)等があるほか、厚労省社会保障審議会委員等、公職経験も多数。 |
名前 | 田村 豊 |
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肩書き | 愛知東邦大学経営学部教授、明治大学大学院経営学研究科兼任講師(労務監査論) |
プロフィール | 明治大学大学院経営学研究科修了。博士(経営学)。専門は人事労務管理論、生産マネジメント論。スウェーデン企業の経営戦略と労使関係の相互関係について日本と比較し、日本企業の組織力の強さについて研究を進めている。著書に『ボルボ生産システムの発展と転換』(多賀出版)、『中小企業の経営力とは何だ』(中部経済新聞社)など。 |